ひと夏の体験

夏休みの課題で「職業体験」ていうのがあって、昨日から3日間働くらしい1号。

地元の会社やお店の協力で、各自やってみたい仕事に従事してレポートを書くというものらしい。

「デニーズとかいいじゃん。ケーキやとかパン屋もいいねぇ。」
と、賄いやお土産という付加価値を中心に話をする母親の意見は全く無視されまして。

1号が選んだのは、保育園でした。へー。

そういや、「保母さんになりたい」とか言ってたことあったっけ・・・ね。

で、昨日から行ってる地元の保育園。

「朝8時半から5時までだって。エプロンもってこいって。」

はいはい。と聞きながらも、中学生の職業体験にしてはフルタイムなんでちょっとビックリ。
しかも3日間だよ。ちょいと。←ていのいいただ働きなんじゃねーの？と悪魔の声。


いってきまーすっと元気に出かけた朝8時。-----

　　　

ただいま・・・と白い顔で帰ってきた午後6時。～～～～フラフラ

そして「明日は行かない。もう行かない。もうやめる。」だそうで。
おんやまあ。

小さい子と外で色々遊んだり、室内でままごとやったりっていうイメージではりきって行った1号でしたが、
「あたしだけ1歳の担当になってさぁ。話わかんないし、泣くし、うんこ臭いし。」

一緒に行った友達が外で年長児なんかと盛り上がってるのを窓から見ながら、一日おむつ交換していたそうです。
煮詰まるあなたが目に浮かぶ・・・。

「先生が外に出ちゃだめだって言うし。」
「泣くと困るからずっと笑った顔で固まっちゃってたし。」
「ダメとか言ってもわかんないでどっかいっちゃうし。」
「うんこばっかりするし。」

延々と愚痴は続く・・・。

確かに、いっそゼロ歳児の方はおいた場所にいるから楽だし、見てても可愛いかもなぁ。

「あー。合宿で砂浜をランニングしてた方が100倍よかったよぉ。」つうくらい辛いらしい。（←先週は剣道の合宿に行ってた1号。）
私は、うんこオムツと砂浜ランニングだったら、オムツを取るけど…。人それぞれてことか。

何でもやりたがるし、そこそこ頑張る1号が、こんなに凹むとは、ほんとにめずらしい。

先生が意地悪だとか、厳しいわけでもないらしいので、ほんとにジッと1歳を16人室内で見てるという仕事自体が肌に合わないのか・・・。

「ま、3日だけだし。がんばんなよ。」とだけ言ったけど
「もーやだ。絶対行かない。」とふて寝の1号。

「なんだ？1号、どうしたんだ？」←早々に寝てるので心配する相方。
「うんこおむつの暑気あたりらしいよ。」
「なんじゃ、そりゃ。」

さてさて、そうは言っても、どうすんだろ？明日は。
「ホントに行かないと思う？」
「あいつは結局いくんじゃねーの？」そうだよね。
「2号じゃないし。」と異口同音発言。気が合ったところでカンパーイ。

そんな読みどおり、今朝も制服に着替えて降りてきました。さすが、平成生まれの昭和女1号。

「今日は行って、明日行かないことにする。」などと言いつつ、出かけていきました。はいはい。

今日は少し慣れたようで、昨日の愚痴から一変して今日は「持ってると寝てるのに下に置くと泣くんだよ。なんでだろ？」なんてあかんぼの不思議話をしてくれました。←あんたも昔そうだったよ。

どうやら明日も行けそうだね。あと1日、頑張ってこいや～。やれやれ。
そんな私も明日は鉄工場にいよいよ後任派遣さんが来るので頑張って参ります。
どんな人だろ？ドキドキ