それぞれハッピー

初夏って「一輪車乗り」のシーズンなんですか？
今度の小学校でも急に流行りだしたようで…。マタカ…

去年も春に、連日「どう？」「すごくなった？」と大して進歩しない芸を温かい目で見続けろと強要されたような…。（去年の様子はこちら）
結局「たまに進む」レベルで練習は頓挫。←母も見てるのに飽きて、頓挫を容認。根性なし親子でした。トホホ。

そんな２号ですら、またも「練習しようかなぁ」という気になるらしい５月の晴れ間。気分上々ってやつか。

ま、せっかくの青空だし。と日曜日に近くの運動公園まで３人で一輪車と弁当を持っていってきました。～～～

どこんちも同じ気分だったようでけっこう混んでる運動公園。

丘から段ボールでそりをやってる子が何人もいて、キャーキャー楽しそう。だね。と、言おうと思ったら
「段ボール探してくる」とどっかにスタスタ行ってしまう１号。
あっという間にどっかに消えてしまいました。お弁当はどうするのさ？

しかたなく２号と平地で一輪車の練習を開始。
すっかりできなくなってますよ、お嬢さん。スコシヤスムカ。

そんな２号が勘を取り戻しかけた小一時間後、向こうから戻ってくる１号。
「だめだ。ないや。」
「どこ行ってたのよ？もう。」
「外のコンビニまで見たんだけど、だめだった。」
コンビニって…。公園の外まで行ってたんかいっ。

休日の昼間にコンビニの裏でゴミをあさるような子に育てた覚えはないんだが…。

そんなに芝生そりがやりたいのかい？女子中学生の１号。

私には、滑ってる子はみんな幼児のように見えるんだが。

「あーっ、段ボールほしいなっ。うちにいっぱいあるのになー」←さかいのが…あるね。たしかに。
「いいかげんにしなさいよ。小さい子ばっかだから変だよ」
「つまんないなー。あーぁ。やりたいのにー」←戻って来れば、超うるさい。

つまんないからと、妹が地味に練習してる一輪車を「貸せ」とぶんどる。極悪非道な姉。ジャイアン1号。
「あっ…」しゃがむ妹。
「なによーぉ。」八つ当たりモードの姉。
「みつけた」
手には四つ葉のクローバー。

「えぇぇーー。どこ？どこぉ？」一輪車をほっぽり出して探し出すアホ。いや、姉。

そんなに何個もないと思うが…。　　～～～”ドコ？ドコ？ドコ？

騒いでる姉を尻目に、四つ葉をポッケにしまって一輪車の練習を再開する妹。
ヨイショ。

きっと幸せは欲しがってる人のところには来ないんだろうなぁと、生きた教訓を眺めつつ思った初夏の一日でした。ビールデモノムカ。


段ボールも四つ葉も見つからず、それでも「楽しかったね。また来ようね。」という１号もある意味「幸せもん」なのか。