またお会いしましたね。

手ごろな画像がないので、こんなのにしちゃいましたが、「再会」の話なんです。

先日、１号２号と３人で地元のヨーカドーのお食事広場でお昼を食べてた時。

前の席に座ってる人を見て、１号２号の保育所にいた副園長を思い出した私。
けっこうエコヒイキがある人で、評判もよくなかったし、うちはエコヒイキの不利側だったので、いい思い出もなかったわけで。
「保育園も知ってる先生なんかいなくなっちゃったんだろうねー。」
「昼寝は寝たふりしないと怒られてやだったなー。」
「隣の子が騒いでて、一緒に怒られたことあったしぃ。ちゃんと寝たふりしてたのに。」
「あんた、初日に男子と殴り合って新品の園服、血染めだったよねー。」
「ひえ。おねえちゃんて、小さい頃からおねえちゃんだったんだね。」
「なによ、それ。」

ケンタッキーの脂まみれの口で保育所時代のアレコレで盛り上がる私たち。テカテカオヤコ
「なつかしーよねー。」「今なら昼寝したいよ。」などとひとしきり。

「ねーねー、お母さんの目の前のテーブルにいる人って、保育園のＳ先生に似てない？」と言ってみる。
「え？」「どこ？」キョロキョロ。　　ア。
「ね。そんで、つい保育園思い出しちゃったんだよねー。」
「・・・似てるっていうか、本人だよ」
「え？まさか。だって、こんなとこにいるわけないじゃんっ。」（←引っ越してるし）
「でも、似てる人じゃないと思うよ。」「多分、本人。」
「えーーーっ。」
似てるなってところまでは思いついたんだけど、本人だってところまで思いつかなかったわっ。

そうかなぁ。もう６年くらい前なんだから、もう少し太ったりやせたりふけたりしてないか？
あの頃のまんま、すぎない？？
と思いつつ、ガンガン保育所保育所って話をしまくってたさっきまでの私。
聞こえてたんじゃ・・・タラーリ
話の中で、悪口も言ってなかったっけ？と、思い起こすが、多分、言ってた・・・

今更「Ｓ先生じゃありませんか？お世話になった金ですぅ。」なんて、声をかける勇気もなく、こっそり退散。

　　～～～～ササササササ


そんなことがあった次の日のこと。
東京の仕事ついでに実家の親とランチをしようと待ち合わせまして。
自腹じゃ入らない割烹系のお店に行ったんですわ。　ココニシヨーヨ。～～

そこは和服のＲ40な感じの従業員ばかりで、おちついた感じのいいところなんですが、
「いらっしゃいませー」と入口で迎えた人の元気なこと。

従業員の年齢層のせいか、闊達なイメージがない店だったんで
「お」と思った私。

席についても、向こうの方で、その人の声がよく響く。
しゃきしゃき動いて感じがいいその人は、私の知ってる人によく似ている・・・マタカ。

もう気になって気になって、母親の例によってダラダラ話も、頭に入らない。適当で絶妙な相づちもいつものキレがない。
うーむ。まさかなぁ・・・２０年以上たってるしなぁ・・・

でもなぁ・・・昨日の例もあるし。

本人ってことはありうるわけで。
「あの～。すいません。」
隣のテーブルを片付けに来たその人に聞いてみました。　ハイ？

「Ｓ丘高校のＨミツ先輩じゃないですか？」

「え・・・っ」

ビンゴでした。

私のことは、わかったんだか、わかんないんだか。いいんです、補欠ですから。キャプテン。

先輩と聞いて、
「うちの娘がお世話になったそうで。すいませんすいません。」と、なぜか平謝りな父親。イイカラ、ドゲザハヤメテクレ。
「まあ、全然、お変わりなくて」と、会ったこともないくせにこの発言な母親。
「金さんのご両親？」
「はい。実の方で・・・」←いっそ、舅と偽りたい。

先輩、全然変わってないんだもん。２０年以上たってるのに。

人間って、そうそう面変わりしないもんなんだなぁ。とつくづく。

きっと、前日の保育園の先生もやっぱり本人だったんだろうと確信しました。

「また来てね。」と言ってくださいましたが、

多分、もう行かないかと・・・。

先輩の給仕でごはんは食べられませんよ。キャプテン。