クレイマークライマー

クレイマーの襲撃でへこみ気分を若干ひきづりつつの週末は、公開ホヤホヤの人情映画で癒されようってことで出かけてきました。
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「続・3丁目の夕日」く～～っ泣いたよぉ～～

特撮技術のすばらしさにビックリの過激なオープニングから、相変わらずの昭和の匂い充満のスクリーンにドプッと心地よくはまってきました。

今回は駄菓子屋の茶川先生が芥川賞を取れるのか、別れたヒロミは戻ってくるのか、淳之介を引き取ることができるのか。てなあたりが軸になってて、笑いあり涙ありなのに全くハラハラしない安定感ばっちりな映画でした。前作同様ってことですな。
ただ、前作を見てないと「笑いあり」のところが半減しちゃうので、見るなら見てから見るのを強くおススメします。

でもセブンイレブンといい、日本ＴＶといい、宣伝がハンパじゃないよねー。タイアップお菓子やガチャポンもすでに出てるし。
こんな小さい話にどんだけの金を動いているのやら・・・はかりしれません・・・。

さてさて。
それはさておいて、クレイマー襲来の件ですが。
あけて金曜日。一応、私の方からも担任には連絡しといた方がいいんだろうなぁー、学校って何時頃にかければいいんだろー。と思ってたところ、先に担任から電話がかかってきまして。
「1号さんからききました。夜自宅に来られたとか・・・。」
「そうなんですよ。私もどういうことなんだかビックリしちゃって。」
「今日、夕方お宅にお伺いしてもいいですか？電話じゃ、話しにくいので。」
えっ。と思いつつ、「お待ちしてます。」と電話を切った私。


電話で話しにくいって？？

とんでもない大問題になってるとか？？

私の知らない1号がいるんかいっ？？？

今度は担任襲撃かっ？？？？
おろおろ・・・まさしく、おろおろ。←こんなにぴったりこの絵が使えるとは思わなかった…。

雨降る中、やってきました。担任（かつ剣道部顧問）のナニガシ先生。
リビングに入るや否や「大変でしたねー。」と。

「なんかあるとすぐ抗議の電話をかけてきては苦情を1時間以上申し立てるので、剣道部の件でもかかってきそうだなぁと思ってたんです。それが、まさか1号さんちに直接行くとは…。」
「はぁ。お父さんまで来ちゃって。ただビックリで。」という私の話は右に受け流して。

語る。語る。先生は語る。
今までの苦情の数々。苦労話は続きます。
ヘルメットの件で1時間、打ち上げバーベキューの件で1時間、職場体験の時なんか2時間の苦情電話ですよっ。お母さん。って言われても・・・。

それは大変でしたね、としか・・・。先生の愚痴もそろそろ1時間なんですが。←たしかに職員室から電話では話せない内容で。

つーか、うちの話で来たんじゃないんかいっ。先生っ。

で、「あのうちはおかしいっ」てな結論だそうで。

先生、竹を割ったような結論で目が覚めますが、なんの打開策もない結論なわけですね。
だみだ、こりゃ。

「うちの子は無視してるつもりはないので、これからは適当に声をかけておけば、いいんじゃないの？って私は思ってるんですけど。」
これ以上、ことを大きくする気もないし、したくもないし。仲良しに戻ることも、もうないし。

「わかりました。今日、1号さんも本人に話したっていってるし、向こうだって、言うだけ言ったんで大丈夫だと思います。」

てなことで。お帰りになられました。なんか愚痴りにきたのね・・・って感じだったが。

ただ、先生の「あの親は娘の人間関係をちぎっていってる。」っていうのが、耳に残って。
親心もめっちゃ裏目にでると痛いなぁ。と。

1号に聞いたところによると、先生が部長や1号・後輩を集めて、「1人にならないように2人１組の時は級別にする。」とか「奇数に注意」とか打ち合わせをしたそうで。←一応動いてるようでホッ。

でもね。
帰りがけに「土日は練習来るでしょ？」って聞いたら
「用があるから、休む。」だったそうで・・・。おい。こらぁっ。
周り、振り回されっぱなしですやん。

気を使って形だけ声をかけるとか、気が乗らなくても誘うとか、うちの１号は「世渡り」を学んだようです・・・。
悲しいけど、必要なのか・・・