あっと言う間に暑いです。そんな中、市の小学生陸上大会があったのでトボトボ見に行きました。
2号は走り高飛びで出場します。
なんせ人数が少ないもんで労せずともほとんどの子が正選手になれる2号の学校。
「2号さんは大きいから高飛びね。」で決まったらしい。ジャンプ力は関係ないのか？
「高いところの物を飛んで取る」競技ならいざ知らず、「地面からどれだけ浮けるか」って競技でしょうよ、走り高飛びって。さぁ。
むしろ背の高さこそ、関係ない気がするんですけど。
こういっちゃなんだけど、2号にはジャンプ力ないぞ。
更に言うなら持久力も瞬発力もないわけで…。
となると「出すなら高飛びくらいか…」となるのか。・・・納得です、先生。
「高飛びだと練習も楽でラッキー
」だってさ。こら。加えて、根性もやる気もないようです。
でも、6年最後の競技会だし、どんだけ浮けるか見に行くかと出かけたわけです。
去年見に行った男が
「身投げしてるみたいなベリーロールだったぞ。」(←去年も高飛びだった）と言ってた2号のフォームもカメラにおさめてみたいし。
「2回飛んだら終わりだから。早めに行っとけよ。」と重要事項も伝授。←要するにバーを確実に落として即終了だったらしい。そんなこんなで早めに出発。
～～～～～ついたら、けっこうな人出です。
市内の小学校が集まってるから10校位いるのか？
選手にならなかった生徒は学校別にまとまって応援してるし、親たちもカメラをかかえて右往左往してます。
ワサワサ。2号はどこだ？
100走とかは大会の花だから
「1コース何山何太郎君～ナンタラ小学校～」とか放送してくれるんだけど、走り高飛びなんかトラックの穴の中で、細々とやってて誰が飛んでるかなんか全然告知してくれない。しかも回りで走ってるから寄れなくて遠くてよく見えないし。どこにいるのさ？
←早く見つけないと出番が終わっちゃうし。焦るわ。
「あ、いた。」発見。
とりあえずカメラをセッティング～。
2号、行きまーす。～～～
大きなストライドでモッサンモッサン走って行って、手前で止まって。あれ？と思ったら、バッサンと飛びました。
止まってから飛んだら全然助走の意味ないじゃん。
そして、あざやかに挙がる赤旗が目にしみます。
ダミだこりゃ。
←ま、一枚写真撮ったからいいか。(バーが落ちてるのが悲しい。）と、あきらめて見てたら、どうにか2回目でクリア。
まだ予選の一本目なんだが、この時点で、もはや大喜びです。
でも、飛べる子は走りだしの蹴りあげからして違うよね。カッコイイです。
シュッと飛んでて。まったくカッコヨクナイ我が子はと言うと、次の高さもなんと2回目にしてクリア。
助走を無意味化してる割にはがんばります。マエデトマッテジュモンヲカケテルノカ？
結局そこまでだったんだけど、まぁ今年は跳べた高さがあってよかった。
去年は記録なしだったわけだし。
なんと、もう一人の正選手の子は入賞したんだって。
他の種目でも入賞して郡の大会にすすむメンバーを見たら、あのミニバスケチームの面々でした。
やはり日頃の鍛錬だな。ローマは一日にしてならず。
当の2号はと言うと
「大会のが、新記録だったから褒められたぁ
」だって。アレデェ？やりとげた感を満喫で、全く反省点も今後の指針もないようで。
さっさと、真っ白に燃え尽きたようです。化繊か？ジョー。
あんまり誇らしいのもどうだとケチをつけたくなるんですけどぉ。
イエイ。