
電車に乗ると、時に予想を超えた出来事に遭遇することがあります。
例えば過去には
カルチャーショックを受けたこと(電車の中でのオヤツ編)
こんなことや(眠れない夜行列車国境越え編f(^_^;)
あんなことがありました(東洋人はモテる?編)
さらに今回、またしても私を楽しませてくれる(?)人物がっ

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夜23時をまわる電車だったので、1人2人はいるだろうな~と思ってたんです。
酔っ払ちゃったよ~、俺♪

ガラッ!
勢いよく6人用コンパートメントに入ってきた巨大な(お腹の)おじさん。
片手にはビール

そして片手には何やらビンに入った無色の液体が。
どかっと腰をおろすと、キュイーーーッとおいしそうにソレをゴクリ

さ・・・酒くさ~(*_*)
同じコンパートメント内にいたチェコ人の若者と世間話をしてたかと思うと、
(※ チェコでは見知らぬ者同士でも同席するとよく話をしています)
「まぁまぁ、一杯!」 「あ、どーも!ゴックン♪」
なーんてお酒をすすめたりして。
ふ~ん、見た目はイカツイけど、フレンドリーな面もあるね~

と微笑ましく見ていたら!
「トクトクトク・・・・」(←お酒を注ぐ音)
「ホラ、君も

!!


「えっ!?・・・・・・いえ、私はいいんですよー。ありがとう

「まぁ飲みなって!」 「いえいえ、お気持ちだけで・・・

「そんなカタイこと言わずに!」 「う・・・(断りきれん)じゃ、じゃあ」
ん?おじさんの手にある瓶のラベルをよーく見ると・・・・・
プルーンの蒸留酒SLIVOVICE!(スリヴォヴィツェ)
アルコール度数: 50%

「ささ、グイっと!」とうれしそーに私を見ているおじさん。
ゴクリ。
ここでやめたらニッポン女子の名が廃る!
私 : ええい!「ナ・・・ナズドラヴィ!」(乾杯!)
一同: 「Na Zdravi

こうしてコンパートメント内は宴 会 突 入

(・・・・・結局、このスリヴォヴィツェを3杯飲まされました

こーなっちゃえば小さなことはもう気になりません。
●チェコ語が喋れないことも気になりません!
「ドブリー!(良い)」「トーキョー!(東京)」「ヤポンカー!(日本女性)」
とワケのわからない会話が成立します。
●おじさんにものすっごいハグされて頭ナデナデされても気になりません!!
(というか半分プロレス技みたいやった・・・)
●おじさんが私の膝で寝ようともお構いなしです(笑)
注:言葉だとうまく言えないけど、全然いやらしい感じじゃないですよー。
おじさんが自分の小さい娘(もしくはペットの犬)と遊んでいるような感じ(笑)
・・・・・・今思えば、なんて奇妙な宴会だったのでしょうか

お酒の力って偉大だわ~(←?)
同じく居合わせ巻き込まれてしまった中国人の女の子とすっかり意気投合

彼女は年齢も同じなので、いいお友達になってしまいました~

チェコの小さな社交場、電車のコンパートメントでの出会い。
身体だけじゃなく、何だか心もポカポカしたのはお酒のせいだけじゃないはず~♪