シトロエンは、中国市場で過去14年間に60万台を販売した。主として、ZXノッチバックとElysse(中国特定モデルでコロナスーパールーミーのようなストレッチされた小型セダン)の成功によるものである。
また、2005年には、中国市場で34%販売を増加させ、10万台を販売した。同社ではシェアをさらに増加して、中国市場で成長を続けることを目指している。
今回発表した新型車は、数多くの革新的な取り組みにより、運転する喜び、および安全に関して多くの利点を誇っている。
車体サイズは、全長4.8m、全幅1.77m、ホイールベース2.71m。トランクは、VDA測定値で513リットルで、60:40のリアシート分割が可能である。
エンジンは、ユーロIV規格を満たす150bhp(DIN)2.0リットルを搭載。このエンジンは、ATもしくはマニュアルギアボックスと組み合わされる。また、可変バルブ・タイミング(VVT)機構を採用している。
※編者注 このモデルは日本市場には投入されないだろう。なぜなら、この車の全長は4.8mもあり、上位機種のC5(4740mm)よりも長い。そのため、ラインナップに混乱をきたす可能性がある。また日本では、このクラスのヨーロッパ車は圧倒的に2ボックス車が好まれている。
中国での最大のライバルは、まだ見ぬ一汽ジェッタ(新型)だろうか?ところで、この名前は何と読むのだろうか?余談だが、中国車には、Royaumとか、Excelleとか、読みにくい車名が多い。