千葉市の幕張メッセで開幕した東京モーターショーを訪ねました。新聞では、このところ日本市場の「新車離れ」が深刻であると盛んに言っていましたので、ユーザー(マニア?)の視点から、興味を引く車はないかと会場をかけずり回りました。
各ブースを回って思ったのは、多くのメーカーが市販車の展示にあまり力を入れていなかったことです。特にトヨタ・日産・ホンダのブースは、市販モデルの半分も置かれていなかったように思います。会場がフランクフルト等に比べると狭いから致し方ないですが、会場で車選びをしたい人には物足りないことでしょう。広くなったらなったですべて見て回るのが大変なので、難しいところです。
会場で一番注目を集めていたのは日産GT-Rでした。コンセプトは「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」だそうです。新型は、日常の走りや快適性、燃費などにも気を配っているようで、(777万円からという)価格は別にしても、従来型よりも門戸を広げているのだなと感じました。個人的には、アストンマーティンのようなエレガントで力強いスタイルが好みなので、GT-Rの劇画調はあまり好みではありません。海外輸出が始まるので、世界の反応が楽しみです。
インプレッサWRX STI
普通のインプレッサよりデザインのまとまりが良いと感じました。
長めのノーズが高性能モデルに合うからでしょうか?
トヨタ系の車両メーカー、関東自動車のブースに「プレミアムセンチュリー」と銘打った参考出品車がありました。新御料車風のグリルが付いていて、内装は皇室仕様に良く似た布地が使われていました。
撮ってきた写真を整理してみたら、この他はフェラーリ、ロールスロイス、マセラティ、あとは女の子の写真…
ちょっと背伸びすれば買える車などは…?
モーターショーが買い替え促進につながっていた時代は、'90年代で終わってしまったのかも知れません…(あるいは記者が偏執狂になっただけかも?)
各カードに歴代スカイラインの写真が使われています。
とてもよい企画だと思うのですが、残念なのは、6代(R30)が8枚もあるのに、9代(R33)が1枚しかない(GT-Rもなし)等、車種の選定に偏りがあることです。
たかがトランプでも熱くなってしまうのはスカイラインだからでしょうか?
東京モーターショーで世界初披露が予定されている日産GT-Rですが、海外サイトに早くも画像やインプレッションがスクープされています。
autoweek(オランダ語)
http://www.autoweek.nl/nieuws.php?id=7440
autoweek(英語)
http://www.autoweek.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20071017/FREE/71017001/1065
U-Car.com(台湾)
http://news.u-car.com.tw/news-detail.asp?nid=6524
日本のジャーナリズムはモーターショー初日までスクープしないのでしょうかね。
フランクフルトで見かけたクルマの続きです。
◆メルセデス・ベンツW114クーペ
旧いメルセデスはカッコイイですね。
◆トヨタ・アイゴ
シトロエンC1、プジョー107と基本を同じくするヨーロッパ市場向けトヨタ車。
どんな乗り心地なのでしょうね。
◆NSUプリンツ4
美しく磨き上げられていましたので思わずパチリ。
リアエンジン、直列空冷2気筒エンジンを搭載。
1960年代に流行った”フラットデッキ”のデザインで、当時のシボレー・コルベアやBMW02シリーズ、日本車ではグロリアやファミリアなどと共通のデザインモチーフを用いています。
郵便箱を開けてみたら、クライスラー・ジープよりダイレクトメールが届いていました。封を開けてみると…
銀紙に包まれた物体のほどよい厚み…(もしやチョコレート?と)胸が高鳴ります。
中身は…
新型車「パトリオット」の紹介カードでした。(残念)
右下のカードは目盛りがあって、領収書なんかの下敷きに使えそうではあります。
それにしてもこれには1本取られました。(帰宅後空腹だっただけに)
こういう所は輸入車は洒落ていますね。