Asian Cars通信 ~since 2005~

日本とアジア各国の車の紹介と国内・海外の車にまつわる取材記。きっと、新しいアジアカーの時代が来る!!

三星SM5のミニカー

2005年11月30日 | モデルカー
 先日、韓国の友人より三星(サムスン)SM5のミニカーを頂いた。ご賢察のとおり、この車のベースは2代目日産セフィーロである。
 筆者は、2002年のソウルモーターショーの帰り、空港までこの車のタクシーに乗った。 運ちゃんは高速で140km/hくらいのスピードを出していたが、しごく快適。VQ25エンジンと足回りのよさに感じ入った記憶がある。
 道中キアカーニバル、現代ダイナスティ、大宇プリンス等のタクシーにも乗ったが、SM5が一番の出来だったように記憶している。
 日産座間記念庫にはなぜかこの車が1台保管されている。
 SM5は、昨年モデルチェンジしティアナベースとなった。現在は6気筒車をSM7、4気筒車をSM5と名前を分けて展開している。

セレナがマイナーチェンジ(in 台湾)

2005年11月26日 | ニュース
 台湾で製造・販売されている日産セレナがこのほどマイナーチェンジを実施した。
 エンジンが2000ccから2500cc(直列4気筒)にスケールアップされたほか、前後の意匠が変更され、現地版X-TRAILに近い顔つきとなった。
 また、車載情報端末「TOBE」(台湾版カーウィングス)もアップデートが図られた模様である。

アウトランダーに次ぐ新生三菱車発進!(in 台湾)

2005年11月26日 | ニュース
 先日、三菱の新型車「Zinger」の写真が報道陣に公開された。
 Zingerは、パジェロの流れをくむSUV「チャレンジャー」をベースとしている。ホイールベースは2720mmと大型SUV並みである。
 Zingerは後輪駆動(FR)を採用し、他社のFF車と比べ穏やかな操縦性を実現している。 4気筒2400cc16バルブエンジンを搭載し、変速機はオーバードライブ付き4速ATを採用、軽快なパフォーマンスを実現している。
 デザインは先頃発売されたアウトランダーの対抗案といった趣で、日本で走っていても何ら違和感のない印象である。内装はかなり思い切った色使いをしており、意見が分かれそうである。
 正式発売は12月1日、12月末から開かれる台北モーターショーで大々的に展示されるのであろう。
 

レクサス試乗記(2) IS250は高いか?

2005年11月15日 | 試乗記
 先日、かねてより興味のあったレクサスISに試乗する機会を得た。
 乗ったのはIS250の標準モデルである。
 印象は、やや足回りが固めの、小ぶりのマークXといったところであった。

 レクサスは内容に比べて値段が高すぎるのではないか?という意見が聞かれる。
 確かに小ぶりのマークXにしては高すぎる。250万でもいいような気がする。
 それが390万円からという価格設定である。プレミアムブランドの老舗、BMWの320i、メルセデスのC180コンプレッサーとほぼ同等の価格である。
 しかし、個人的にはISはこの値段でいいと思う。レクサスが高いのは、トヨタの意気込みそのものだと思っているからだ。
 加えてBMWやメルセデスは4気筒モデルで、レクサスはV型6気筒。あちらはオプションのカーナビも標準装備。それら2台と比べれば高くないとレクサスの営業マン(セールスコンサルタント)は丁寧な口調で言っていた。
 ただし、同じ2.5リッターだからといってBMW325iと比べると、五感に訴える心地よさでは明らかに負ける。その快音を聴きたいだけでしばらく走っていたくなるBMWに比べると、IS250のエンジン音はあまりに平凡な印象だからだ。
 繰り返すが、この車が2代目アルテッツァとしてネッツ店に投入され、250万円からという設定で販売したとしたら、ISの倍以上売れただろうか?390万から350万に値下げしたら飛ぶように売れるだろうか?多分それはないと思う。
 うがった見方かもしれないが、レクサスが値下げするのは、BMWやメルセデスが値下げする時…トヨタはその時を狙っているのかもしれない。
 レクサスからは今後も目が離せない。