三菱自動車の台湾地区のパートナーである中華汽車は、8月30日に新型車「ランサーフォルティス」を発表しました。「ランサーフォルティス」は、日本仕様の「ギャランフォルティス」北米仕様の「ランサー」と基本を同じくする車ですが、前後のデザインをより高級感を増すよう改められています。 前が3シリーズ、後ろがレクサスISに似ていると思いますが、違和感なくまとまっています。おそらく近い将来、同型車が中国でも生産・販売されるものと思われます。当初は2000ccのみの設定で、価格は645,000台湾元(約222万円)からの設定です。台湾市場での目標台数は月500台ですが、1800ccが追加される予定の2008年には、さらに台数を伸ばすものと思われます。
写真1 レクサスLS460
ライセンスプレートが2つ付いています。上が香港、下は中国のプレートのようです。香港ではしばしば見かける形態で、中国本土と香港特別行政区の2地域にまたがっての走行が許された車と思われます。
写真2 紅旗CA770
中国の要人が乗る有名な車です。現在は世代交代が進んでいるようです。
写真3 カムリ(中国仕様)
広州トヨタ汽車で生産されているカムリです。前後のデザイン処理が日本仕様と異なっています。個人的にはこちらの方が日本で受けるような気がします。
(写真提供:香港支局長 陳 志堅記者)