ヒュンダイ・ジェネシスは、韓国では2008年1月に発売、その直後に開催されたアメリカのデトロイトオートショーに出展され、同年8月にアメリカ市場において発売された。
ヒュンダイが自社開発した初のFR乗用車であり、開発にあたっては他社の高級乗用車、特にレクサス・GS、インフィニティ・Mなどがベンチマークとされた。製造は、韓国の蔚山(ウルサン)工場内に新設された専用ラインで行われる。
ボディサイズは全長4975mm/全幅1890mm/全高1480mmで、素材に高張力鋼を使用し、接合には接着剤とスポット溶接との併用によってベンチマークとされる各車種よりもねじり剛性が12~14%向上している。
エンジンはV6・3.3L(262馬力・32.2kgm)と3.8L(290馬力・36.5kgm)。
トランスミッションは、アイシンAW製の6速ATが装備される。
2009年1月には「2009年北米カーオブザイヤー」を受賞、米国の調査機関JDパワーが発表した「2009年商品性・デザイン満足度」においても、中型プレミアム車部門で1位になった。
自社開発というFRプラットフォームがどんなものか興味がある。リアはBMW5シリーズに似ていると思う。路上で何度か見間違えた。
本カタログは、ハードカバーでGENESISエンブレムの付いた豪華なものである。