チェアマンWは2008年に登場した。車体サイズは、全長5110×全幅1895×全高1495mm、ホイールベース2970mm。グレードは、直6・3.2Lの「CW600」直6・3.6Lの「CW700」V8・5Lエンジンの「V8・5000」の3グレードを根幹に、「CW700」「V8・5000」にはホイールベースを300mm延長したリムジンが用意される。V8・5000には、メルセデス製のM113エンジンが搭載されている。またCW700には4WDの「CW700L 4Tronic」も用意される。尚、全車7G-TRONICと呼ばれる7速ATとの組み合わせとなる。前後レンズ周りやドアミラー内蔵ターンランプにLEDを多用し、高級感と機能性を高めるとともに、ハーマン・カードン製オーディオシステムや電子制御サスペンション、電子式パーキングブレーキ、スマートエントリー&プッシュスタートシステムなど快適装備や先進装備を盛り込んでいる。
先代は、ベンツからクレームが入りモーターショーから撤収されるなど物議を醸したが、今回のV8エンジン、7速AT、4WDはどうやって調達したのだろう。(大人の世界だろうか?)いっその事V6エンジンや最新ディーゼルなども分けてもらえばよかったのだが。
カタログは、表紙のツヤありとツヤなしの2種類を確認。ハードカバーもあるようだが未確認。