Asian Cars通信 ~since 2005~

日本とアジア各国の車の紹介と国内・海外の車にまつわる取材記。きっと、新しいアジアカーの時代が来る!!

ディーゼル対決 メルセデスVSシュコダ

2007年07月23日 | 試乗記
2007年1月にシンガポールで乗ったタクシーの試乗報告です。
現地では、日本に導入されていないベンツのE220 CDI と、シュコダ・シュパーブV6 2.5Turboのタクシーに乗ることができました。
ベンツは市街からナイトサファリまで、シュコダは市街から郊外の日産ディーラーまで乗りました。
どちらも新鮮な体験だったのですが、とりわけシュコダが気に入りました。
内装のクオリティ、静かさ、乗り心地、ボディや足回りのしっかり感等々が非常にバランス良くまとまっていて、Eクラスよりもさらにまっとうな車に感じられました。
タクシー代を払う時、「いい車だね」と言ったら、運ちゃんに「日本車(トヨタ・コンフォートのこと?)より良いだろう」と言われました。そりゃコンフォートに比べれば数段いい車です。
シュコダに比べると、Eクラスは、ドアトリム等のデザインがやや安っぽく、リアシートがバケットタイプで広々感が感じられず、エンジンも4気筒のためかややノイジーに感じられました。
少なくとも、心の中に描いていた「質実剛健、実用的で長く乗れる」ベンツではなく、若作りしたセダンという印象でやや残念に思いました。ただ100km/h前後の乗り心地や安定感は流石に良かったです。
日本に帰ってからも、シュコダ・シュパーブの姉妹車、VWパサートの中古を買おうかとしばらく真剣に考えていました。

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