たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

やがて君になる 1話 感想

2018-10-10 01:30:01 | 日記
やっぱり百合じゃないか(歓喜)


まだ数本しかみていませんが今期トップクラスで面白いです
なんだかんだいって前期で全話見れたのは殺戮の天使だけ、今期も何本みれるかというところですが


これねえ、いろいろと深い
この手の百合作品は深い


まず百合作品ってのはだいたいが男性が見るように設計して作られている
自己の投影として主人公が置かれているが、この主人公の「誰かに対して特別な感情を抱いたことが一度もない」この設定が的確に一部の視聴者の心をえぐりに来ている


現代病理の一種とでもいうべきか、さとり世代というワードにも現れているように昨今の若者の心は無感情で起伏に乏しいんですよね
内に籠ってのインドアな時代の流れというか、ネットが台頭したことによりアクティブに、外に外にではなくどんどん内に内にってね

生まれ育った環境が人を作るのであれば、昨今の非外交的な若者の製造の流れは必然といえよう

かくいう自分もあまり外交的な部類ではない
友達はいるし会社の同僚と飲みにも行くし、休日は出かけたりもする

でも主人公と同じように、本当に生きている「今」が楽しい
きらびやかでピカピカして、ビバ!人生

そんな風に考える事ができたことは一度もないかもしれない

案外この手の人間って最近多いんですよ

皮肉屋というか、一歩引いた視野をもって自分すら俯瞰して生きる人間が
周りに人に囲まれながらにして、その実孤独に暮らす

この作品はいわゆる、負の人間をメインターゲットにした作品です


簡単に説明すると、リア充のようにうえーいできない人間に対してつくられた作品


負の人間をメインターゲットにした構造としてはリゼロが近い


リゼロのアニメでいうと19話だったかな?WEB版同様「ゼロから」が心に響いた人間はおそらくこの作品も好き


リゼロってね、ゼロからに共感できて心打たれる人間ほど言い方悪いですが負のオーラ漂う人間なんですよ

仮にリア充がゼロからを見たとしても一体何を主張しているかわからないでしょうね


最近この手の作品が多い気がする

なんだったかタイトル忘れましたが、スクールカースト下層の主人公がカースト上位の人間のグループに誘われて楽しいフリをするが、しかし心底楽しめず
自分の居場所に「戻らなきゃ、戻らなきゃ」となって、普段女王として自分が君臨している裏サイト(援助交際系?)で生き生きとして活躍する漫画


そもそもスクールカースト作品がなぜこうも昨今流行っているかを考察すると、そこはやはり自己投影なり共感なりで現実に自分が苦しんでいるからだろう

昔は漫画なんて簡単でしたよ
悪をカッコよく倒してヒーローになる漫画が流行ったんです

昔はそんな簡単なもので良かった
何故なら時代構造がそこまで複雑じゃなかった


今や、社会は複雑になりすぎている

その複雑化を要因として様々な現代病が蔓延っている


スマホ依存症とか戦時中の人間が聞いても理解すらできないでしょう


昔はいじめられて引きこもるとかなかった

引きこもるだけの環境がそもそもなかった


あれです。古来の日本家屋は主に障子やふすま、縁側の文化であり、他者との接触に開けた解放空間


引きこもりなんて環境が許さなかった

いまや引きこもろうと思えば簡単にドアに鍵はかけられるわ、引きこもってもテレビやネットでいくらでも外界に通じる手段はあるわでもう環境が引きこもりをつくっているんですよね

現代病理の大半はうがった見方をすれば、医者がそれっぽい言葉で脚色して病名をつけているだけなんです


とまあわけのわからない方向にいつもながら脱線したので軌道を修正しますが




そう、百合の尊さについて話しましょう






百合はね、尊いんです


レズはね、生々しいんです




だから百合が良いんです




同性愛について




異性愛はドロドロしたモノをイメージしがちになります
そこには利己的な感情が含まれるからです


しかし同性愛はどうかというと、実は生産性ゼロ、なんら損得を含まない行為

純粋な行為


ハッピーシュガースパイスでしおちゃんの純粋さに主人公が狂ったように




百合とは純粋さなんです


自分は男なのでホモ作品は理解できませんが、きっとやおい好きの女性の人がホモに感じる思いも純粋さなんでしょう


なんだかよくわからないテンションになってきたのでここらで落ち着きますが
やがて君になるは面白そうな作品に感じました




ヒットする作品の共通項として実は同性愛要素が結構多い




簡単なたとえとしてヱヴァのシンジとカヲル君


あの二人は男性ファンも女性ファンも嫌いな人はいないでしょう




それはなぜか

人は娯楽作品に現実世界ではあり得ない刺激を求めます
男女同士の恋愛なんて自他もろもろ見飽きてるしいまさら、、、感があるんですよね


同性愛作品が好きな人が現実生活においてもゲイだったりレズだったりするか
これはそんなことはないはずです


自分の世界にない刺激を描くという点において同性愛は結構受けの良いジャンルだったりするんでしょう




自分はゆゆゆのせい(おかげ?)で百合っていいよねって思うようになりましたが現実世界においても、となると別にそういうわけでもありません


そう、創作作品における同性愛とは一種のファンタジーであるといえるのでしょう





ということでタイピングも疲れてきたのでこのあたりで感想終わり


たぶん継続してこのアニメは見ていきます

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