ここでストーリー部分が完結かどうか不明ですがとりあえずクリア感想を短めに
たぶん後で色々考えて再度感想書きます
とりあえず明日仕事で今深夜2時過ぎなので短めに
まず、これはやはり他のスカイリムやfolloutのようなオープンワールドゲーと同じくプレイヤーがストーリーを作り補完するゲームであった
今作のヴェノムはプレイヤーの分身であり伝説の英雄ではない。幻肢による錯覚、伝説の英雄の軌跡を模倣したファントム
今作は様々な登場人物たちの幻肢痛が描かれるが、主人公であるプレイヤーの幻肢痛がなかなか面白い
本来、幻肢痛とは元からあったものを失い、失ったにもかかわらずそこに存在するものだと錯覚し痛みに苦しむ症状である
しかし今作のヴェノムの幻肢痛は元から存在していなかったものを失った部分に当てはめ、幻の痛みを感じ復讐の鬼と化している
厳密にいうとヴェノムは復讐鬼と化しているかどうかはムービー部分からは判断できない。なにせヴェノムは「よせ」、「やめろ」のセリフが大半であり内面を見せないからだ
それもそのはず、今作の主役はヴェノムではなくヴェノムにシンクロしたプレイヤーであり、プレイヤーの怒りや悲しみがビックボスの歴史の一部として組み込まれるからだ
それが如実に表れるのが死してなお輝き続けるのエピソードとパス関連のイベント
特にパス関連のイベントはメタ的要素が高く、最後のパスの日記は半分はプレイヤーに語り掛けてきている
結局パスはゲーム的にはヴェノムが作り出した幻肢であった。しかし同時にプレイヤーにとっても幻肢であったのである
もう一度パスに会いたい、平和で楽しかったPW5章~パス戦までの時間に浸りたい。そういったプレイヤーの心が生み出す幻肢であった
事実、自分は早くパス関連のエピソードを進めたくて惨劇の生存者関連のイベントは出てきたそばから優先的にこなしすぐさまマザーベースの医療区画に直行していた
しかしパスとのイベントがどのようにゲーム中で展開していくのか早くこの先を見たい。という自分の感情こそがゲームにより誘導されたプレイヤーの幻肢痛であり
最期にパスはやはりGZの段階で死亡していたという事実が突き刺さった時の空虚感たるや
また今作は今までのシリーズが扱ったテーマをかき集めて総結集させたような造り。ベースとなる復讐や声、寄生などのテーマにジーンやミームやセンス、シーンが絡みつくところにファンサービスを感じた
EP46の冒頭でニーチェの「事実はなくそこには解釈のみが存在する」説によりビッグボスぼ闇落ちの謎は結局のところクリアしたプレイヤーの考察により補完される
ただの投げっぱなしではなくガイドラインも丁寧に説明してくれているので考察はたやすい
プレイヤーの数だけ解釈は存在するので、明確な正解は存在しませんが以下に感想を垂れ流します
自分の中の答えとしては、やはりビックボスの闇落ちは無かった
ザ・ボスのように歴史に悪人として刻まれ後世に語り継がれた結果がMGSシリーズ通しての悪人としてのビックボス像なのである。或いは悪人イメージの一端はヴェノムが担っていた、むしろこれがしっくりくるか
エメリッヒ追放時もオセロットがぼやいてましたが、また噂や情報とは一人歩きするものだと確かTPPの冒頭でも語られていましたが、ビックボスの悪イメージはエメリッヒのような者が吹聴する偏った情報や
のちの愛国者システムのように都合よく調整された形で伝達された情報によるところが大きいと思います
最後にこれだけは言わせてほしい
ストレンジラブはやはりクレイジーサイコレズでした
あとヒューイことエメリッヒ博士
お前ふざけんなよクズすぎだろよくのうのうと生きてられるなパパコン早く水死していいよコイツ最悪だわ・・・
圧倒的クズでした
でもまあマザーベースに潜む一般人という立場からすればじつはエメリッヒは唯一のまともな人間というとらえ方もできますけどね
どうしようもないのは今回は知性派の方でしたがマザーベースにおいての蠅の王の大人版とも見れる
ダイヤモンドドッグスという既存の社会常識がある意味通じない中、一般人がなんとか生きていこうと動けばああいう結果になるのかもしれない
肯定的に描かれているために意識しづらいがMSF、DDは社会からみてもただのテロリストですからね
伝説の英雄というイコンをビックボスに求め、半ば無理やり酔いしれようとしている節がマザーベースの隊員にもあり、現実から目を背けているだけなようにも取れる
エメリッヒがDドッグを犬じゃなくて狼だろと煽ったのは現実を直視できずに戦いに生き幻想にすがるヴェノム(実際はヴェノムがそう感じているんだろうなと推察するプレイヤー)とマザーベースの隊員に対する皮肉である
今まではプレイヤーにスネークというヒーローが色々なことを教えてくれた
最終作ではプレイヤー自らがスネークになり自分の感情がスネーク(ヴェノムなんだけど)を作っていく
MGSの空白部分が埋まりシリーズの円環が完成するとともにMGSをこれで卒業する
28年間ありがとう
という終わりなんだけど
欲を言えばやっぱり主人公は本当のビックボスが良かったなあというのが本音
不満ではなく文句でもなくあくまでも希望として、最後はプレイヤーがビックボスに近づくのではなく
ビックボスの感情を知りたかった
そう思うのも自分がよく訓練されたマザーベースの隊員だからですかね
たぶん後で色々考えて再度感想書きます
とりあえず明日仕事で今深夜2時過ぎなので短めに
まず、これはやはり他のスカイリムやfolloutのようなオープンワールドゲーと同じくプレイヤーがストーリーを作り補完するゲームであった
今作のヴェノムはプレイヤーの分身であり伝説の英雄ではない。幻肢による錯覚、伝説の英雄の軌跡を模倣したファントム
今作は様々な登場人物たちの幻肢痛が描かれるが、主人公であるプレイヤーの幻肢痛がなかなか面白い
本来、幻肢痛とは元からあったものを失い、失ったにもかかわらずそこに存在するものだと錯覚し痛みに苦しむ症状である
しかし今作のヴェノムの幻肢痛は元から存在していなかったものを失った部分に当てはめ、幻の痛みを感じ復讐の鬼と化している
厳密にいうとヴェノムは復讐鬼と化しているかどうかはムービー部分からは判断できない。なにせヴェノムは「よせ」、「やめろ」のセリフが大半であり内面を見せないからだ
それもそのはず、今作の主役はヴェノムではなくヴェノムにシンクロしたプレイヤーであり、プレイヤーの怒りや悲しみがビックボスの歴史の一部として組み込まれるからだ
それが如実に表れるのが死してなお輝き続けるのエピソードとパス関連のイベント
特にパス関連のイベントはメタ的要素が高く、最後のパスの日記は半分はプレイヤーに語り掛けてきている
結局パスはゲーム的にはヴェノムが作り出した幻肢であった。しかし同時にプレイヤーにとっても幻肢であったのである
もう一度パスに会いたい、平和で楽しかったPW5章~パス戦までの時間に浸りたい。そういったプレイヤーの心が生み出す幻肢であった
事実、自分は早くパス関連のエピソードを進めたくて惨劇の生存者関連のイベントは出てきたそばから優先的にこなしすぐさまマザーベースの医療区画に直行していた
しかしパスとのイベントがどのようにゲーム中で展開していくのか早くこの先を見たい。という自分の感情こそがゲームにより誘導されたプレイヤーの幻肢痛であり
最期にパスはやはりGZの段階で死亡していたという事実が突き刺さった時の空虚感たるや
また今作は今までのシリーズが扱ったテーマをかき集めて総結集させたような造り。ベースとなる復讐や声、寄生などのテーマにジーンやミームやセンス、シーンが絡みつくところにファンサービスを感じた
EP46の冒頭でニーチェの「事実はなくそこには解釈のみが存在する」説によりビッグボスぼ闇落ちの謎は結局のところクリアしたプレイヤーの考察により補完される
ただの投げっぱなしではなくガイドラインも丁寧に説明してくれているので考察はたやすい
プレイヤーの数だけ解釈は存在するので、明確な正解は存在しませんが以下に感想を垂れ流します
自分の中の答えとしては、やはりビックボスの闇落ちは無かった
ザ・ボスのように歴史に悪人として刻まれ後世に語り継がれた結果がMGSシリーズ通しての悪人としてのビックボス像なのである。或いは悪人イメージの一端はヴェノムが担っていた、むしろこれがしっくりくるか
エメリッヒ追放時もオセロットがぼやいてましたが、また噂や情報とは一人歩きするものだと確かTPPの冒頭でも語られていましたが、ビックボスの悪イメージはエメリッヒのような者が吹聴する偏った情報や
のちの愛国者システムのように都合よく調整された形で伝達された情報によるところが大きいと思います
最後にこれだけは言わせてほしい
ストレンジラブはやはりクレイジーサイコレズでした
あとヒューイことエメリッヒ博士
お前ふざけんなよクズすぎだろよくのうのうと生きてられるなパパコン早く水死していいよコイツ最悪だわ・・・
圧倒的クズでした
でもまあマザーベースに潜む一般人という立場からすればじつはエメリッヒは唯一のまともな人間というとらえ方もできますけどね
どうしようもないのは今回は知性派の方でしたがマザーベースにおいての蠅の王の大人版とも見れる
ダイヤモンドドッグスという既存の社会常識がある意味通じない中、一般人がなんとか生きていこうと動けばああいう結果になるのかもしれない
肯定的に描かれているために意識しづらいがMSF、DDは社会からみてもただのテロリストですからね
伝説の英雄というイコンをビックボスに求め、半ば無理やり酔いしれようとしている節がマザーベースの隊員にもあり、現実から目を背けているだけなようにも取れる
エメリッヒがDドッグを犬じゃなくて狼だろと煽ったのは現実を直視できずに戦いに生き幻想にすがるヴェノム(実際はヴェノムがそう感じているんだろうなと推察するプレイヤー)とマザーベースの隊員に対する皮肉である
今まではプレイヤーにスネークというヒーローが色々なことを教えてくれた
最終作ではプレイヤー自らがスネークになり自分の感情がスネーク(ヴェノムなんだけど)を作っていく
MGSの空白部分が埋まりシリーズの円環が完成するとともにMGSをこれで卒業する
28年間ありがとう
という終わりなんだけど
欲を言えばやっぱり主人公は本当のビックボスが良かったなあというのが本音
不満ではなく文句でもなくあくまでも希望として、最後はプレイヤーがビックボスに近づくのではなく
ビックボスの感情を知りたかった
そう思うのも自分がよく訓練されたマザーベースの隊員だからですかね
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