たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

リコリス・リコイル 8話 感想

2022-08-22 09:55:00 | 日記
面白い

日常ギャグ見てるだけで面白い

イッヌ!ぬこ!



外伝的小説が出る模様
購入予定


まさかの小島監督が帯コメントを書くという


リコリコは映画オタクを狙い撃ちにしてくるアニメであるとともに、小島監督オタクをも狙い撃ちにしてくる


リコリコのテーマがMGSが掲げてきたテーマとまるっきり一緒なんですよね
たぶん、小島監督も近々Twitterとかで言及すると思う


チサトは言わば、ソリッド・スネークや雷電のようなバックボーンを持つ

殺人の才能を見込まれて、先天的。遺伝子操作(クローン技術)で諜報員にさせられたソリッド
かたや、後天的。才能もあったものの、その才能を見出された後の後天的教育(ミーム)により諜報員にさせられた雷電


チサトのバックボーンはソリッドと雷電のハイブリッドに思える


人は自分の才能に裏切った振る舞いは出来ない
選ぶ、選ばないに関わらず。どのような過程を辿ろうと、最終的にはその結果に至る

そういった理念のもと、才能ある人間を支援して滞りなく世界に届けるのがアラン機関の役割

そこに善悪の線引きはない
世界に羽ばたくべき才能が、なんらかの要因で埋もれてしまい。芽が出なくなる
それを防ぐ為に動く
損得勘定もなく「世界の為」という教義に基づき?


善悪の線引きがないのが実に狂信的である

スポーツの才能、学問の才能、果ては殺しの才能まで

神から与えられた才能(ギフト)を世界に届ける使命


現状、あまり見えてこない設定部分がチサトの人口心臓
どうやらあの心臓のおかげで、神がかり的な身体機能の向上を獲得している?


8話ラストでチサトの心臓がよしさんの秘書になにか細工をされましたが

ネット上の予想では、チサトに弱体が入ったか?というものがありますが。その逆だと思います

たしかに、チサトを弱体させることで不殺を貫く事が出来なくなる戦闘を強いさせて
殺しの選択を選ばざるを得ない状態をつくるのもあり得るかも知れませんが

チサトを弱体させてロストさせるような危険をとるとは考えづらい

人口心臓にブーストをかけて、さらに戦闘機能を向上させたのでは?
スタッフは9話が凄いことになる。と触れ回ってるみたいですが
もしかしたら、9話はチサト暗殺部隊がよしさんにより派遣されてめちゃくちゃな戦闘回になるかもしれない

不殺を貫かざるを得ない状態を無理やり作り上げて、暗殺部隊を生贄としてチサトをキリングマシーンとして覚醒させる


リコリコの物語の構成としては、たきなとの百合描写も絡めて予想すると
物語後半でチサトは自身の才能(殺しの技術)と「やりたいこと」の境界に立たされて苦悩する展開に十中八九なります

そのチサトを救うのが、たきなになるはず


物語前半でもらったものを、今度はたきながチサトに返す
自分の百合センサーがビンビンにこの展開になると報せているので、まず間違いないです(暴論)


アニメにおける百合描写とは、往々にして互いの共依存。相補性を描く展開になりがちである


というか、辛口に評価すると生産性の無い同性愛に価値を付与するにはその部分しかないと思う


語弊の無いように、言いますが
自分は同性愛について好意的です
それがゲイでもレズでも


同性愛とは生物の遺伝情報に乗っていない指令なんです
生物学的には、エラーなどとも言われている


だけど、エラーだったとしても。社会規範、道徳的に捉えて禁忌だったとしても


だとしても、自分はこの人が好き
この人じゃないとダメ


そういう道筋があるからこそ、百合描写だったり薔薇描写は

ありふれた言葉で表現しますが

「尊い」んです



禁忌を乗り越える背徳感


イケないこと。をしているというスリル


そういった王道ではない障害を乗り越えた先にある、純愛


生物は遺伝的に、異性を好むようにデザインされており
最終的に子を成して自身の情報を構成に遺す為に生きている


しかし、同性愛にはそれが生物学的には不可能

そういった、自身のDNAからの指示の従わず
それを振り切って同性を選ぶ

このロジックが堪らなく良い


「それでも」「だとしても」

あなたが好き


リコリコは百合描写としてはガチなものではないです
たぶん、ゆゆゆほどのレベルにもならない

あくまでも、チサトとたきなの百合は匂わせ程度で終わるでしょう

そのバランスも良かったりします
解釈次第でどちらにも解釈しえる



ガチ百合の最果ては、直近だと「やがて君になる」ですね
漫画を全巻持ってます



松岡くん(マジマ)とチサトが案外、相性が良いのが好き


どちらも、殺しの才能を買われたキリングマシーン

マジマは自分の才能に肯定的であり全うしているが、チサトは自分の才能を本来の殺し、ではなく人助けへと転用している

アラン機関に見出された2人だけど、その在り方は対照的
というのもチサトのライバルポジションとして美味しい位置にいるマジマ


マジマは電波塔時代は盲目だった模様
そのかわりに聴力が秀でていた

電波塔でチサトとマジマは互いに瀕死になったと思われるが

その際にマジマは視力を、チサトは心臓をアラン機関に与えられた?


もしくはアラン機関に心臓を与えられたのはチサトがリコリスになる前?
このあたりの時系列はまだあまりわからない



リコリス・リコイルのタイトルの意味とは?

リコリスは諜報機関の諜報員、リコリスの事だろうけど

リコイルは跳ね返りや、銃撃の際の反動

直接的に考えると
リコリスという存在が社会に存在することに対する、「反作用」と考えるのが妥当か

リコリコの世界観は日本を風刺している

自分たちの目に実際に見えていないのなら、それは存在していないのと同じ

正常性バイアスの極地だったり、忖度に見られるように究極のことなかれ主義が日本の特徴


しかし、最近は外的要因により見ないふり知らないふりが通用しなくなってきた

コロナ禍が生活を不安定にして、そこからも遠因となり生じた
ロシアウクライナの戦争や安倍元総理の暗殺

あまり政治的要素を出すと荒れるのでこのあたりで控えますが、旧統一協会との癒着は氷山の一角であり
自民党は他にももっとヤバい案件が色々潜んでいると予想

長期政権と汚職は切り離されないもので、まだ日本はクリーンな方ではあります

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4 コメント

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Unknown (きあみふ)
2022-08-23 18:40:00
話が進むごとにちさたき死別フラグが電波塔の如く高くなっていますが、私は喫茶リコリコの皆が、フキやサクラたちDAのリコリスが、さらに「命大事に」「今回は敵だっただけ」と殺さなかったかつての「敵」たちが味方として駆け付けて、協力して死別フラグを徹底的に破壊し、最後は千束とたきなが喫茶リコリコで結婚式を挙げるラストになると信じています。あの世界の日本は少し未来みたいなので、同性婚合法化が実現されていると信じたいです。
また「見ないふり」「存在しないこと」への「反動」「跳ね返り」というと、私は「革命機ヴァルヴレイヴ」のような「世界を暴く」エンドもあり得るのではないかと思います。本来保護されるべき孤児たちから戸籍を奪って洗脳教育を施して使い捨ての殺し屋にするのはどう考えても「狂っている」ので。

ところで話は変わりますが、「自然の摂理に反している」とされる同性愛が実は人間以外の動物でも見られることがわかってきているので(ニューヨークの動物園でオスペンギンのカップルが捨てられた卵を温めて生まれた子供を育てている事例が確認されている)、たびたび耳にする「自然の摂理」というものが実はかなり怪しいものだとおもっています。
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Unknown (Unknown)
2022-08-25 01:32:04
武蔵野市長に約10億円の損害賠償 元市長がツイッターで提訴宣言 市有地の土地取引めぐり「経緯が極めて不可解」
https://www.zakzak.co.jp/article/20220824-OFRIT46NUZPQNHBZOEALUY6NWQ/
→武蔵野市版森友問題

立憲民主党 新執行部に旧統一教会と関係持ったベテラン起用に疑問の声「昔に逆戻り」「矛盾してる」
https://smart-flash.jp/sociopolitics/197252

どちらもメディアであまり大々的に報じられていませんね。忖度が半端無いです。
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Unknown (たきゆ)
2022-08-25 01:47:55
きあふみさんへ

>> 最後は千束とたきなが喫茶リコリコで結婚式を挙げるラストになると信じています

自分も十中八九、チサタキハッピーエンドになるのかと思います
結局のところ、今の世の中では、ハッピーエンドかビターエンドしかエンディングが描けない実情もあるので
8話までの展開踏まえてもハッピーエンド濃厚かと

鬱展開やバッドエンドが流行ったのはバブル崩壊から平成初期までであり
昨今は時代が進むにつれて若者の生活は冷え込んでいるので、創作の中でくらいハッピーエンドにしないとウケない
なろう系が流行るには流行るだけの理由があるのが、現実社会の辛いところだったりします


自然界における性の多様性の在り方は確かに目を見張るものがありますね…
単為生殖から果ては、決闘で負けた者が雌落ちして子を産ませられるペニスフェンシングとか…


薄い本が大ボリュームになりそうなペニスフェンシングのパワーワード感は凄い…
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Unknown (たきゆ)
2022-08-25 01:53:33
>> どちらもメディアであまり大々的に報じられていませんね。忖度が半端無いです


→持論ですが、大なり小なりルール違反をしていない政治家は「いない」と思います

いても、そういったクリーンな政治家は汚い事に手を染めている政治家たちに潰される

理想や夢で未来は作れない時代なんだろうなぁと

いや、人間社会は集団生活の起源からずっと正しいだけでは未来を作れない歴史があったと解釈しています
清濁合わせ飲まないと進んでいけない
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