たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

烏丸久美子は巫女でない 4話 感想

2021-06-30 01:56:00 | 勇者であるシリーズ 外典
面白い




いや、面白い!



勇者史外典で1番面白いシリーズになっている烏丸久美子は巫女でない




まさかの、、、いやとうの昔から明らかだったけど
烏丸先生は愉悦部所属





今回のラストで本性を表すために、今回は地の文で徐々に烏丸先生の本性がヒートアップして描かれていきますが

そのボルテージの高まり具合の描き方が上手い

1〜3話まではだいぶおさえられていたんだな、と



しかも茶髪を実はメンタルブレイクさせてました
楽しかったです。てへぺろ^_^
と、叙述トリックまで用いて暴露させてきた烏丸先生の暴走っぷり


今回の外典のラスボスは人間である
第5話で登場する敵はバーテックスではなく、ラスボス烏丸久美子


ここまで明確に「人間」を悪として、敵として描きにきたのは実は勇者であるシリーズでは初めての試み

及川さんだとか、高知村だとか
悪い人間はわりと描いてきたが、それは環境が作り上げた悪


当人の人間性から生じた純粋悪を描きにきたのは勇者であるシリーズでは初の試み



高奈の「偽善」が浮き彫りになるのも良い



そして、純粋善として烏丸先生の対極の存在だった茉莉




普通である事を好み、普通であろうと願う茉莉と
普通である事に耐えられず、混沌を願う烏丸先生



愉悦部もとい言峰綺礼のような人間性に近いかもしれない
いや、でも言峰とも違う


烏丸先生は善でも悪でも「どちらでもいい」

それが普通でなければ、退屈のしないものであれば「なんでもいい」

そこが善悪のベクトルが真逆を向いており
善を嫌い悪を好んだ言峰綺礼との決定的な差



型月作品に被って見てしまいますが

今回、烏丸先生は黒服の取り巻きを先制攻撃で戦意喪失させて場の空気を支配しましたが
あのロジックは「空の境界」の矛盾螺旋の主人公の巴が不良2人とのストリートファイトで勝てた理由を明かすシーンに被りました


要は、敵は自分を殺す気はないから。先に自分が敵を殺す気で動いたら相手は怖気ついて動けなくなる。という


それを、実際に出来るのが烏丸先生という異常



第5話はこのシリーズが描こうとしている「善悪の天秤」というテーマが明らかになるでしょう


烏丸先生は茉莉こそが自分の対極であり、高奈は自らのエゴから善を為す偽善者だと見誤っていると思いますが

実は高奈も相当な純粋善である事に気付かされる
高奈の「勇者性」を目の当たりにするからこそ烏丸先生は改心、、、はしないだろうけど
考えを改めさせられるに至り四国へと大人しく向かうようになるんだろうな、と


高奈は烏丸先生と茉莉から、高奈の在り方は自己犠牲だ。と指摘されます


だけど、当人としては
場の空気が悪くなると居心地が悪い。居心地が悪くなるのが嫌だから頑張っているだけだ。と自分自身で偽善だとわかっているからか力無さげに呟く





そも、勇者とは?
これは勇者であるシリーズの根底に連なるテーマではある



のわゆでは、高奈は最後の戦いで
なぜ、戦うのか。という自問に対して

「勇者だからだよ!理由なんてそれだけで十分だ!」と発奮しますが

(自分の中で、のわゆアニメ時に見たいシーンランキングベスト2)


あの時になってようやく「勇者」に至ったんだと思います


あの時は、自分の戦う理由は
四国に生きる人々の笑顔を守りたいから


と完全に理由が外側に向かっていた


実は、そこに至るまでの戦う理由は全て内側に向かっていた

不和を恐れて、身を犠牲にして。時にはピエロを演じて自己犠牲によりみんなを守る


それだけでも十分に、純粋善と言っていいんだけど

そこにややこしさを生じさせるのが友奈という人間の複雑なところ



5話がどういう風に話が転がっていくのか楽しみです



しかし、黒服たちによる茉莉ちゃんの薄い本案件(ゲヘヘ のヤバさよ


烏丸先生(おっ、面白いことになってるな〜)と様子を伺う烏丸先生の愉悦部っぷりたるや










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ゆゆゆい製作スタッフ間ではインターネットやSNSの話題が製作の参考になったりだとか

ワザリングハイツさんとかファンがワザリングハイツワザリングハイツ言うから製作側ももっとワザワザさせようとなっている良い例ですね

二ツ森さんインタビューによると、大満開の章のアニメと時間軸を連動させて勇者や巫女を出していったりしたいそうですが

この「時間軸」が自分の考えている期待通りの意味だった場合

のわゆアニメ化に合わせて、例えば三話の白鳥歌野は勇者であるに合わせて1週間限定でUたのん、URみーちゃんPUをする。だったり
年末の特別なURはアニオリ登場予定の玉藻ぐんちゃんに合わせたりとか期待していいんですかね?



いやいや、普通にアニメ三期は勇者の章以後の時間軸の話で
その中でのアニメとの連動って可能性もありますが、、、

ちなみに自分は1年半くらい前からUたのんはしうゆアニメ化に合わせてくるのかな。と思ってます




色々妄想の量がヤバいですが、大満開の章はのわゆ含めた全部のせアニメ化ではなく
普通に勇者の章後の話かもしれないので


「あえて」妄想放出を控えてますが、もし仮にのわゆアニメ化が確定した場合はそれはもうエライ事になると予告しています



単に予想が外れてのわゆアニメ化しなかった時が恥ずかしくなるからという理由で妄想を控えていたりもしています





そういえば、かくみ



5話の内容次第だけど
幸福の王子


王子が高奈でツバメが烏丸先生かな〜と思ってましたが

もしかしたら茉莉が王子で高奈がツバメなのかもしれない


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