Kボーイの根岸線日記

鉄道が大好きな管理人によるブログです
主に京浜東北・根岸線について書いていきます 
とかいいつつ模型ネタ多め

模型も現行仕様に。KATO E217系 横須賀・総武快速線(新色)の話

2024-09-29 18:49:42 | 鉄道模型-通勤・近郊型

こんばんは

毎度おなじみのKボーイです

さて、今日のお話は先日買いました
KATO E217系 横須賀・総武快速線新色
についてです。

実車はE235系への置き換えも進んでおり、
ちょうどいいタイミングで発売されました。


今回は基本セット8両と付属4両編成の12両での購入です。

おや、15両じゃないの?

お金がないのよ(切実)


編成は基本編成がY-35編成、
付属編成がY-131編成になります

仕様としては更新車でサロの台車から
ヨーダンパが撤去された仕様です

それはさておいて、
何より大事なのは帯色の改良

旧製品の色は残念な色合いでした。

これが今から13年前に買った時の画像です。

青は水色に近いし、
クリームはカスタードクリームみたいな色

予約してこの仕打ちだったので、
あきれ果ててすぐに手放しました。

その点については、
今回は非常に良くなりました。


(色の再現もばっちり)

◎模型の概要

今回の模型は2024年9月上旬に発売されました。

実車は引退が進んでおりますが、
プロトタイプとなったY-35・Y131編成共に
発売時点では残存しております。


(Y-131編成 クハE216-2012 横浜にて)

 

〇主な仕様

  • 8両編成基本、3両増結セット、4両付属編成セットで構成
  • プロトタイプはロングシート車側面窓が3分割タイプの中期型(6次車)
  • 車体妻面にビードのない東急・新津製ボディを再現
  • 機器更新・帯色変更後の姿を再現
  • 先頭車は強化形スカート装備で、ベビーカーマーク印刷済み
  • 1号車と増4号車は先頭車運転台側はフックなしKATOカプラー密連形を装備
  • 増1号車は電連表現付ダミーカプラーを装備
  • 中間連結部はフックありKATOカプラー密連形装備
  • 各車ラジオアンテナは濃い灰色成形
  • 動力はスロットレスモーターを採用

そうそう、実車についてですが、
E217系も製造時期によって細かい差異があります。

1次車から8次車あって、
私の中では
量産先行車→1次車
前期型→2・3次車
中期型→4~6次車
後期型→7・8次車
と大まかに分類しております。

中期型の特徴は1号車・クハE216-2000形のトイレが車いす対応の洋式になったのことです。

また同時に、従来の1~3次車編成の1号車にも、洋式トイレを装備したクハを組み込むことが決まり、従来のクハは新製される付属編成の増1号車に転用されました。

元々は基本編成用ですから、電連が付いております。

そのため横須賀線で通常併結運転のすることのない、増1号車にも電連付きが登場することになりました。


なので今回の増1号車・クハE216-2012に
電連表現があるのはそのため。

裏を返すと、付属編成はプロトタイプ選びに注意しないと
とんでもない地雷を踏んでしまいます。

例えばクハE216が川重製だったとか

 

〇基本セットの内容

(8両基本セット ウレタンは8両分です)
□製品名:品番10-1977「E217系 横須賀・総武快速線 8両基本セット」

□車両
●1号車 クハE216-2048
●2号車 モハE216-2069
●3号車 モハE217-2069(動力車)
●4号車 サロE216-35
●5号車 サロE217-35
●8号車 モハE216-1035
●9号車 モハE217-35
●11号車 クハE217-35

□付属品
●屋根機器(信号炎管・列車無線アンテナ)
●行先表示シール
●ライト消灯スイッチ用ドライバー
●電連(1段)

付属のパーツはこちらです。


1号車と増4号車の運転台側連結器が
フックなしタイプになったために、
電連パーツが付属するようになりました

行先表示シールはこちらです。


前面表示は「横須賀-総武線」のみです。

行先は「久里浜」「横須賀」
「逗子」「東京」「津田沼」
「千葉」「君津」「上総一ノ宮」
「佐倉」「鹿島神宮」「成田空港」
が収録されています。

なお、運行番号は現行ダイヤではなく
2023年3月改正のものです。

  • 「0516F」~「0517S」:千葉→久里浜
  • 「0967H」:逗子→久里浜 ※4両単独
  • 「1424F」~「1425S」:千葉→横須賀
  • 「1802F」~「1803S」:千葉→逗子
  • 「1504H」:久里浜→逗子 ※4両単独
  • 「0730F」:(鹿島神宮)佐倉→東京
  • 「1942S」:逗子→東京
  • 「1836S」~「1837F」:久里浜→津田沼
  • 「0626S」~「0627F」:久里浜→千葉
  • 「1020S」~「1021F」:逗子発君津行
  • 「1514S」~「1515F」:逗子→上総一ノ宮
  • 「2520M」:鹿島神宮→佐倉(東京) ※4両単独
  • 「2002S」~「2003F」:逗子→佐倉
  • 「2545M」:(1929Fから分割)佐倉→鹿島神宮 ※4両単独
  • 「1828F」~「1929F」:久里浜→成田空港(鹿島神宮)

一通り網羅しております。

手元に資料がないので、
11両なのか、15両なのかはわかりません

基本セットの内容は以上です。

〇4両付属編成セットの内容

(ウレタンは7両分です)
□製品名:品番10-1979「E217系 横須賀・総武快速線 4両付属編成セット」

□車両
●増1号車 クハE216-2012
●増2号車 モハE216-2062
●増3号車 モハE217-2062(動力車)
●増4号車 クハE217-2031

□付属品:基本セットと同じ

中身は以上です

今回は、運行番号を「1425F」、
行き先を基本編成が「横須賀」、
付属編成はもちろん「逗子」にしました

 

◎模型の細かいところ

まずはお顔からです。

お顔の形に変わりはありませんが、
電連パーツが効果的ですよね。



(旧色との並び)
これもフックなしカプラーのお陰ですね。

側面を見てみます。

(クハE217-35 山側)
側面の帯や標記の印刷は良好です


(モハE217‐35 山側)
機器更新された床下を再現しています


(VVVF部拡大)


(モハE216-1035 山側)
中期型(6次車)がプロトタイプなので
ロングシート車の側面大窓も3分割タイプです。


(SIV部拡大)


(サロE217-35 山側)
グリーン車のシートは上り向きです。

グリーン車の台車は2011年頃から
ヨーダンパが撤去されたので、
それも再現されています。



(ヨーダンパが撤去された台車に注目)

側面は以上です。


(モハE217のパンタ周り)


(普通車のクーラー)


(濃い灰色になったラジオアンテナ)

細かいところは以上です。

◎まとめ
いつものように
いろいろ書きました。

旧製品に比べて
様々な部分でアップデートされて
喜ばしい限りです。

実車はすっかりくたびれた姿になってしまいましたが、模型ならいつまでもきれい姿ですよね

以上です。

関連記事

KATO 255系「Boso View Express」→こちら
(旧製品ですが、造形などは現行品と差異がありません)

 

おまけに実車の写真をあげておきます


(実車Y-35編成・東逗子駅にて)
スカートが汚れすぎて、ちょっとびっくり


(逗子に到着する上り電車、この後増結作業です)


(付属編成を増結、相方はY101編成)



(ヨーダンパが撤去されたグリーン車の台車)


(クハE217-35のアンテナ周り)


(モハE217-35のパンタ周り)


(クハE216-2048のアンテナ周り)
この日の相方の付属編成は量産先行車のY-101編成でした

アンテナ周りのビードの処理も異なりますね。

こんな感じであげておきます。

 

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