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『鬼平犯科帳2 第2話「むかしの女」』 1990年日本

2022年01月25日 22時05分00秒 | ■映画・ドラマ
   "鬼平犯科帳2 第2話「むかしの女」"


先日、BSフジで放映していた『鬼平犯科帳2 第2話「むかしの女」』を観ました。

-----story-------------
老いた門付け女の「おろく(山田五十鈴)」「おもん(浅利香津代)」が、居酒屋から追い出されてきた。
散々唄わされたのに金を払わない、と怒る「おろく」だが、逆に店の主人に殴られる。
そこに、「長谷川平蔵(中村吉右衛門)」が通りかかり、主人にもう勘弁してやるようにとりなす。
そこで、「おろく」「平蔵」の手をとると「平蔵」「おろく」を懐かしがる。
「平蔵」の無頼時代になじみの女だったのだ。
「平蔵」「おろく」に財布を与え、何かあったら屋敷に来るように告げて去っていく。
翌日、「おろく」「おもん」「平蔵」からもらった金で久々においしいものを食べる。
味をしめた「おもん」は、「おろく」の女郎時代の客を訪ねれば金になる、と「おろく」をけしかける。
人のいい「おろく」は、言葉通りに木綿問屋の大丸屋へ向かう。
養子に入って主となった「万吉(近藤洋介)」は、仰天して十両を包み、二度と店に来ないように頼む。
「おもん」はこの話を娘にすると、人づてに無頼の浪人集団・雷神党に伝わる。
首領格の「井原惣市(田中浩)」「砂田彦兵衛(木村栄)」は、自らを「おろく」の姉と名乗り、「万吉」の子を産んでいたと騙し大丸屋を恐喝して百両巻き上げた。
次々と悪事を働く雷神党を捕らえようとしていた「平蔵」は、「おろく」に一味の動きを探るよう頼む。
しかし、聞き込み中の「おろく」は雷神党に捕まり、一味の隠れ家の漁師小屋に監禁されてしまう。
「井原」「砂田」らは、大丸屋を強請りつづけ、そのうちに「おろく」の生首を持って千両せしめようと企んでいた。
一方、「おろく」の危機を知った「平蔵」は、雷神党の行方を探し出し、ついに漁師小屋を突き止めるが…。
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二代目「中村吉右衛門」主演の『鬼平犯科帳』の第2シリーズの第2話にあたる作品です。


江戸の町に雷神党と名乗る浪人集団が出没していた… 「井原惣市」が率いており、人は殺める、喧嘩は売る、押し借りゆすりと、野良犬のような所業を繰り返していた、、、

そんな中、「平蔵」は市中見回りに出かけた折、偶然「おろく」と出会った… 「おろく」は、若き「平蔵」が放蕩生活を送っていたころ、世話になった女である。

酒好きがたたって身を落としていた「おろく」に、「平蔵」は懐の財布を取り出し渡してやった… その場にいた「おろく」の仲間「おもん」は味を占め、「おろく」にかつての客を訪ねて金をせびるようそそのかした、、、

ふたりは、木綿問屋・大丸屋の主人となっていた「万吉」から、まんまと十両をせしめる… そのからくりを知った雷神党一味は、「おろく」の名前を語って、さらに大丸屋を恐喝。

目に余る悪行を重ねる一味に業を煮やした「平蔵」は、浪人どもを一網打尽にするため、「おろく」を説得し、雷神党一味の動静を探らせる。


雷神党に捕らえられ、「鬼平」の密偵だということを明かした「おろく」は殺されたものだと思い込んじゃいましたね… 生きてて良かった、、、

その後、「平蔵」に何も告げずに旅立ったのは、女の意地だったんでしょうね… この生き方、好きですね。


-----staff/cast-------------
原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
企画:市川久夫、鈴木哲夫
プロデューサー:能村庸一 佐生哲雄
音楽:津島利章
脚本:安倍徹郎
監督:小野田嘉幹
制作:フジテレビ/松竹株式会社
制作協力:京都映画株式会社
キャスト:
 長谷川平蔵 - 二代目中村吉右衛門
 久栄 - 多岐川裕美
 山田市太郎 - 小野田真之
 伊三次 - 三浦浩一
 酒井祐助 - 柴 俊夫
 沢田小平次 - 真田健一郎
 竹内孫四郎 - 中村吉三郎
 山崎国之進 - 中村吉次
 松永彌四郎 - 宮川不二夫
 相模の彦十 - 江戸家猫八
 おろく - 山田五十鈴
 おもん - 浅利香津代
 大丸屋万吉 - 近藤洋介
 井原惣市 - 田中浩
 砂田彦兵衛 - 木村栄
 ナレーター - 中西龍





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