チキン

週末は隣の州のクリーブランドのシダーポイントと言う所に行っていました。
ここには物凄いジェットコースターがわんさかあります。

ちょっとびびりつつも、とりあえず入口付近にあったやつに挑戦。
入口付近のアトラクションだからか
なかなか混んでいて乗るまで１時間ほど待ちました。
アメリカの遊園地とかって並ばない印象があったんだけど
それは間違いだったようです。

この最初に乗ったアトラクションは上からつるされるタイプの
ジェットコースターなので落下する時は
まるで飛んでいるような感じになります。
普通のタイプのと違って足もとの覆いがないので
落下する時は視界抜群スリル満点。

回転したり急降下したり、右に左に大揺れで
メガネをしている旦那さんはメガネを抑えるのに大分神経を使ったようです。
旦那さんが最初に口にした感想も、怖かったとか面白かったとかではなくて
メガネに関する事だったので余裕だなぁ…と、思いました。

しかしその後口数が少なくなり、すぐ次のコースターに挑戦するでもなく
やたら日陰のベンチに座りたがるのでアレレ？と思ったら…
どうも気分が悪くなってしまった模様。

ジェットコースター好きの旦那さんですが、どうやら釣りタイプは鬼門だったようです。
一度酔ってしまうと何に乗っても酔ってしまうのが
乗り物酔いの困ったところです。
無理は禁物と言う事で今回は三本で終了にしました。

ここには『トップ　スリル　ドラッグスター』というすごいのが
あります。
スタート後、２秒ほどで時速１９０㎞まで加速。
一気に１２８メートルの高さまで垂直に駆け上り
一回転弱のひねりを加えつつの垂直落下。
間違いなくこれがここの目玉なんだろうけど…。
待ち時間１時間３０分と言うのを理由に断念してしまいました。
１時間待ちだったら多分乗っていたけどね、多分。

…まぁ正直言えば完全にビビりましたよ。
罰ゲームの域に達しているとすら思ったね。

垂直落下１００メートル

明日から隣の州にあるクリーブランドという所に行ってきます。
今回の目的地は、ナイアガラの滝と比べると大分近く
片道２００キロくらいです。
日帰り可能な距離なのですが、せっかくなので
お泊まりで行ってみることにしました。

車での旅行がメインのアメリカには
そこいら中にモーテルがあります。
知らなかったんだけど、モーテルって
『モーターホテル』の略だったんですね～。

モーテルっていうと日本ではちょっとばかり
いかがわしいイメージがあるかもしれないけど
こっちでは普通の宿泊施設です。
立地がホテルほど良くないのだけど
その分安いし、部屋も広く充実した設備を持っているところもあるみたい。

クリーブランドには世界一の
ジェットコースター専門の遊園地、『シダーランド』
だったかな？名前は忘れたけど
とにかく凄い遊園地があります。
ジェットコースターに乗るなんて２年ぶりだな～。

封印

日曜日に行ったランダゾ（激安生鮮食料品店）は本当に安くて良いお店でした。
品物の回転が早いので、その辺のスーパーよりずっと新鮮で
値段も５～７割程安いのです。
レタスが激ウマで毎日うさぎのように
シャリシャリシャリシャリ食べいていました。

一つ残念だったのは大根。
以前近所の中華食材店で買った大根よりはましだったけど
繊維がガッツリ詰まっていて美味しくない。
口に残る。
特に素材命の『ふろふき大根』みたいなシンプルな
料理には向いていない。
美味しい大根が食べたいよ。

アメリカでは、もうお前は買ってやらん
…と、思ったのでした。

罪深い鼠

うちの食卓にはピーマンが並ぶ事はありません。
何故なら私がそれを嫌いだからです。
嫌いなものは作らない。
ご飯を作る人間の特権（？）ですな。

旦那さんに言わせると、好き嫌いは親の影響で起こると言うけれど
うちの親はピーマン好きだし
逆に親が嫌いなネギが私は好きだったりします。

最近気づいたのですが、私のピーマン嫌いは多分に
教育テレビの子供番組の影響からだったのではないかと思うのです。
泣き虫なネズミのキャラクターを覚えているでしょうか？
彼はピーマンが大嫌い、という設定でした。
そして番組の中では何度となく
彼がピーマンに苦しむシーンがあった…ような気がする。
ピーマンきらい、ピーマンまずい、ピーマンこわい。
そして私は刷り込みを受けました。
そんな訳で物心ついた時からピーマンは嫌い。

しかし旦那さんはピーマンが大好きです。
リクエストに負け、先日ついにピーマンを買う羽目に。
初めてのピーマン料理は『ピーマンの肉詰め』

これには小学生時代に給食で食べるのに苦労した記憶があります。
低学年の時のクラスでは給食を残すことは禁止されていたので
頑張って食べるのだけど、
私は少しずつしか食べる事が出来なかったので
給食時間終了後の掃除時間までかかって食べていたのですわ。
埃舞う中で食べるピーマンの肉詰めは不味かった…。

自分は食べるつもりはなかったのだけど
旦那さんに強く勧められて２０年ぶりの実食。
…思ったよりは不味くなかった。

ちょっと成長した気がした。

グッジョブ！！

キャンプイン二日目。
筋肉痛の中、晩御飯を作る前に今日も頑張ってみました。

意外に下半身ではなく上半身に筋肉痛があります。
糸巻き運動（顔の前で腕をクルクルするやつ）動きが間抜けで
ちょっとバカにしていたけど、真剣にやるとなかなかキツイ。
基礎レベルでこんなに辛く感じる自分に
不安を覚えずにはいられません。

日本の通販で売られているブートキャンプと
今私が使っているタエボのＤＶＤ、どちらがキツイのか気になります。
タエボのほうがキツイと私は少し救われるのだけど…。

さて、ここ数カ月下降を続けていた円が
ここ数日でグングン上がってきています！！
本日ついに１２０円切りました！
贅沢は言いません。
せめて１１６円くらいまで上がっておくれ。

例のキャンプに仮入隊

土曜日に図書館から借りてきたタエボに挑戦してみました。
タエボはビリーが考案したエクササイズでブートキャンプの前身らしいです。
このＤＶＤは「入門編」「基礎編」「上級編」「８分間エクササイズ編」
と収録されていて、今日はとりあえず最初の二つをやってみました。

エアコンの効いた室内だというのに汗水たらしてしまいましたよ。
シャツびしょびしょ
運動で汗をかくなんて久しぶりの事です。

しかしこれは噂通りというか…相当ハードなエクササイズですよ。
今ちょっと上級編をみていたんだけど正直言ってこれは無理。
日頃から相当鍛えている人でなければ、とてもとても。
実演しているお姉さんたちはサイボーグか？と思った程。
でもそのお姉さんたちでさえ最後の方は呻き声を上げていたけどね。
とりあえず基礎レベルをきちんと出来るようにならなければ。

人間の体にはたくさんの筋肉が付いているけど
普段使っていない筋肉のなんと多いことか！
大殿筋の外側とか横っ腹の筋肉とか、普段は殆ど使わない筋肉を
今日は久々によく動かしました。

蹴りを中心とした下半身のエクササイズは特にハードで
最後の方はよろけながらやっていました。
「One more time!!!」
というビリーが鬼のように思えたね。
体の軸がすぐぶれてしまい、自分のボディバランスの悪さを痛感。
前屈しても足首にすら届かない体の硬さも何とかしなければ。

エクササイズ最後のビリーの一言。
「Good job!」
言われて喜んでいる自分にちょっと笑った。

こしあん＞つぶあん

今日は昼から買い物三昧。
買い物と言っても、服とかバッグとか華やかな買い物ではなくて
食料品の買い出しです。

まずは以前から目を付けていた激安生鮮食料品店『ランダゾ』
というお店に行ってみました。
天井は配管剝きだしで床はコンクリート。
ほとんど市場といった感じだけど、噂通り素晴らしい品揃えと
安さ、新鮮さを備えている店でした。

レタス一玉　６４セント
レッドグレープフルーツ一玉　６９セント

近所のスーパーでは考えられない値段！
レタスの新鮮さには感動したね。
この分だと大根も期待出来るかな～。
このお店もバスではとても行くことのできない場所でした。
車を買ってつくづく良かったと思いました。

続いて、こちらも以前から気になっていた店。
日本のパン屋さん。
日本にいるときは気付かなかったけど、日本のパンって結構
独特のものみたい。
あの柔らかさは他の国ではなかなか見られないものなんじゃなかろうか。
とりあえず、あんぱん２種類、カボチャのあんパン、焼きそばパン、カツサンド
オヤツにイチゴショートケーキを買って帰りました。
夢にまで見た日本のパン…と、言っても最後に食べてから１か月半も経っていないと思うけど。
ケーキはイマイチだったかな。
でもあんパン最高！

その後は日本食材店で納豆や昆布、トマトなどを購入。
日本のトマトは適度な甘さがあって皮が口に残らず、実に美味しいのです。

なかなか充実した一日でした。

この町の一大イベント

水曜日からアナーヴァーの一大イベント『アートフェスティバル』
というのが開催されていました。
最終日の今日、行ってきました。

アナーヴァーでこんな賑わいを見るのは初めて！！
というくらい人でごった返していました。
会場にはテントが多数張られていて、そこに芸術家の人たちが
作品を展示しています。

絵画、オブジェ、陶芸、ガラス製品など
様々な分野の作品が飾られていて
見ていてとても楽しかったです。
それにしても芸術の価値っていうのは分からないものです。
面白いなぁ、と目を惹かれる作品はいくつかあったけど
とてもとても手を出せる値段ではありませんでした。

一通り作品を見て回った後、会場となっている
ミシガン大学セントラルキャンパス内にある
ロースクールの建物を見物してきました。
いつから建っているのか分からないけど
とても古くて味のある建物です。
法律ではなくて魔法でも教えていそうな感じがする。


今日の写真はアートフェスティバルで見かけたリアル人形です。
この目で実際に見ても最初は人間かと思ってしまいました。
でも全て作りものです。
肌のカサカサ具合とか皺、シミなんかが恐ろしくリアルに再現されていました。

雲上の楽園

私たちが住んでいる場所から最寄りの都市『デ○ロイト』は
自動車業界のビッグ３が本社を構える場所で
数年前に新しく出来たばかりのメジャーリーグの球場があったり
高層ビルが立ち並んでいたりと我が町とは大違い。

それだけ聞くとかなり栄えている街なんだと思われそうですが…
ガイドブック等でデ○ロイトを訪れた人の感想を見ると
皆さん口をそろえて
『街の規模の割に昼間から閑散としすぎている』
『昼間なのに成人男性が何をするともなくウロウロ歩いている』
『コワイ』
とかそんなのばかりです。
それでも以前よりは良くなったとの事ですが。

私が持った感想も皆さんと同じ感じですが
特に印象深かったのが
『廃墟ビルの多さ』でした。

アメリカは地域によっては日本のような巨大地震に
襲われるというような事がないので
１９２０年代に建てられた高層建築がゴロゴロ残っています。
この街にある、そんな歴史的な建築物も
今は無人で中身は空っぽというのがチラホラ。
ビルの窓の中には何も見えず、窓の向こうの窓から青空が見えてしまいます。

私が廃墟群を見ていてまず思い出すもの。
岩手県松尾鉱山跡地です。
実物はさすがに見に行った事はないけど
新聞で写真を初めて見た時は、ちょっとびっくりしてしまいました。

かつての東洋一の硫黄鉱山です。
標高１０００メートルを超えるにもかかわらず
最盛期には人口15000人、昭和30年代としては最先端の
スチーム暖房完備の鉄筋コンクリートアパート、県内一の劇場と総合病院を持ち、
『雲上の楽園』と称されたそうです。
そんな鉱山も昭和40年代半ばには閉山となり
今は廃墟となってひっそりと高原に佇んでいます。

短期間で栄華を極めた町が、鉱山の閉山で町ごと廃墟となり
40年近くたった今でも取り壊されることもなく丸ごと残っているなんて…。
かつての賑わいを想像すると、なんだか感慨深いものがあります。

この廃墟群は岩手県秋田県境のアスピーライン沿いにあるそうなんだけど
何も知らずにたまたま目にしてしまったら…
相当驚くこと間違いなしだ。

トルネードに御用心

そろそろ夕飯の買い物に出かけようか…と思っていた
午後４時ごろに突然窓の外が暗くなり、強い風が吹き始めました。
気がつけば外ではサイレンも鳴っていてなんだか不気味な感じ。
もしや…と、思って念のためにテレビをつけてみたのだけど
特に気象情報はナシ。

こっちは地震はないんだけど
トルネードという自然災害があります。
デトロイトの動物園にはトルネードシェルターなんてのもありました。

何だろうなぁ、と思いつつ家にいたら
旦那さんから電話がありました。
トルネード警報が出たので家の中に…
出来れば地下室にいなさいとの事でした。

トルネードが直撃して家の窓ガラスが割れてしまったら
どうしよう！
とかビビリつつ家で待機する事１０数分。
特に何事もなく警報は解除されました。

地震もトルネードも自然災害は恐ろしいです。