海猫は空を飛ぶ

日常のちょっと違うと思ったことを書き連ねていきます。

選挙

2009-08-30 11:24:26 | 社会
選挙、投票に行ってきました。
今回も投票用紙の前で約1分考え込んでしまいました。事前にはある程度固めていたはずなのにです。

帰り道、歩きながら色々考えてみました。
仕事がらみだと、候補の名前、思想、そして仕事にどう反映するかとても単純に投票できます。候補についての情報もとても多く(与党、野党問わず)判断がつきやすいのです。

しかし、住んでいる場所は仕事のエリアと違うので、今度は選択の基準が実に曖昧になります。まず、候補の情報が極めて少ない。小選挙区、比例と二人の与野党議員がいるのにも関わらず、まったくといっていいほど個人の情報、思想、人柄などが分かりません。

※政治家は、今後ネットでブログでもSNSでも情報発信を義務付けて欲しいぐらいです。

普段から情報発信しているようにも見えませんし、マスコミにもほとんど登場しません。
そんな候補をどうやって選択すれといいのか。。。これでペンが止まりました。

比例代表でも、都市部の場合、どのような基準で選択していいのか迷います。表向きの町並みはにぎやかですし、浮浪者や失業者が溢れている風でもありません。
でも、自分も含めカミサンの仕事も、どんどん不況風がじわじわ押し寄せています。
田舎の両親も、過疎化を嘆き、高齢者の医療費、介護保険料などに不満を言っています。

色々な選択があるのでしょうが、考えれば考えるほど、迷いに迷います。
本来ならば、頭のいい官僚や政治家がきちんと道筋を示し、国民を引っ張ってくれればいいのでしょうが、どうやらそれは幻想だったみたいです。
ならば、我々一人ひとりが責任を持って、自分たちの道を決めていかなければなりません。
それが、地方分権だったり、今回の選挙そのものの意義だったりするのでしょう。

明日以降、政権を握るものの責任は、そういう意味でもとても重いものがあります。また、野党となったモノにも、民の声をしっかり聞き、与党に対して厳しく目を光らせていかなければなりません。



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