海猫は空を飛ぶ

日常のちょっと違うと思ったことを書き連ねていきます。

酸素濃度を高める

2007-05-29 23:44:56 | 社会

地球温暖化対策が昨今は、最大のテーマになっていますね。
二酸化炭素の排出制限は必要なんでしょうが、世界最大の排出国アメリカは言うこときかない「わがまま」だし、最近どんどん排出量を増やしつづけている「中国」は、とても真剣に考えているとは思えない。

日本の排出量は、世界の5パーセントにしかならないそうで、いくら国内でちまちま頑張っても、らちがあかない。

そうなれば、酸素をガンガン放出していく方法を探ったほうが手っ取り早いのではないかと思い始めています。

具体的には、地球の7割を占める海の活用です。
人工的に緑地をイカダみたいなもので作り出してはどうでしょうか。
土の代わりになるようなモノがあれば、ぷかぷか浮かべてその上で植物が光合成する。

陸地では、やっぱり砂漠の緑地化でしょう。
アメリカがイラクに投じている軍事費が単年度で14兆円とかいうニュースを聞きました。(間違っていたらごめん)
世界の軍事費を各国が2割とりあえず拠出させます。
その費用で海水を淡水化するシステムを作り、パイプラインで内陸部に運搬します。

耕地となった元砂漠は、大量の酸素を生み出すことが出来るでしょう。
パイプラインの維持費は、農業から上がる食物及びバイオ燃料でまかないます。
広大な砂漠だった土地で、食料と燃料を効率よく作れれば、安いものです。雇用も生まれるし。

環境対策という「お題目」があれば、世界は軍事費を転用する方向に徐々にでも変わっていくと思うのですが。

日本は是非、こうした技術開発と供与、そして平和憲法を持っている国として世界に向けて提案して行って欲しい。
もう馬鹿げた殺し合い、過剰な軍備を持つことに終止符打ちましょうよ。