年功序列
年功序列からの脱皮 日立製作所が来年から年功序列の給与体系から実績主義に給与制度を改定すると発表した。グロバル化の時代に遅きに失した嫌いがあるが、その勇気を称えたい。 欧米では日本......
年功序列の弊害の最たるものの例として、都庁の豊洲移転問題を考えてみよう。
小池新知事が幾ら都政の改革を叫び、盛土を建屋の下に決めた犯人を叩きだそうと思っても時の流れで決まったとか、解決できない。
これは現在の担当者は世話になった先輩を絶対に犯人にしないように庇うからだ。
これは良くあることで、ユーザーが事故を起こしても先輩を傷つけないように、メーカーと相談して班員を創作するのが通例である。
メーカーも設計不良などのミスは会社の恥で信用に係わるから、それも言いたくない。
結局は現場で組み立て中に異物が混入したことにすれるれいが多い。お蔭で製造現場はクリーンルームなどを整備したりして、お茶を濁す場合が多い。
現場は益々きれいになるし、責任者は不問になり、目出度し目出度しで打ち上げである。
今都政に必要なことは班員の追及よりは、権限と責任のの委譲と上司に対する報告の義務の徹底であろう。
犯人探しは徒労におわるのみJUNTARO。