JUNSKY blog 2015

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「ストレステストが終わらないと(再開の判断は)言えない」 佐賀県知事

2011-07-06 17:55:37 | 政治
2011年7月6日(水)

 西日本新聞によると、佐賀県の古川康知事は、

【「ストレステストが終わらないと(玄海原発2、3号機の運転再開容認の判断は)言えない感じがする」と述べ、最終判断がずれ込む可能性を示唆した。】

  とのこと。

古川・佐賀知事も遅れ示唆 「首相の総括必要」
 西日本新聞 - 2011年7月6日 13:37


 海江田経済産業相が全国の原発で新たな安全検査(ストレステスト)

の実施を表明したことによるもので、古川康・佐賀県知事は、

【「菅直人首相がストレステスト結果をどう評価されるのか。首相が総括しないとおかしい」と語った。】

  という。

 夜のNHKニュースショーに出演し、海江田大臣と菅総理の考えの相違に

怒り心頭に達する という風情だった。

 ようやく、再稼働への道筋を容認しようとした矢先の政府の心変わりである。

玄海町長にしてみれば、屋根に登って梯子を外されたようなものである。

読売新聞も、今日の社説で再開促進の社説を書いたばかりなのに足元を掬われた。

     ************ 

 一方、鹿児島県薩摩川内市に所在する「川内原発」に関して、

隣接する姶良市議会が増設中止を求める決議を可決した。

「川内原発増設中止を」 鹿児島・姶良市議会が決議可決
 (朝日新聞) - 2011年7月5日(火)21:25
 

 ずるずると再開容認に引き込まれそうな中で、「増設中止」という

前提付きながら、原発に対する態度を明確にしたことは一歩前進である。

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古川・佐賀知事も遅れ示唆 「首相の総括必要」
 西日本新聞 - 2011年7月6日 13:37
 

 海江田経済産業相が全国の原発で新たな安全検査(ストレステスト)の実施を表明したことについて、佐賀県の古川康知事は6日、西日本新聞の取材に「ストレステストが終わらないと(玄海原発2、3号機の運転再開容認の判断は)言えない感じがする」と述べ、最終判断がずれ込む可能性を示唆した。さらに「菅直人首相がストレステスト結果をどう評価されるのか。首相が総括しないとおかしい」と語った。

 運転再開の判断をめぐり、知事は「県議会の議論」を重視する考え。県議会は11日に原子力安全対策等特別委員会を開く予定だが、ストレステストが実施されることを受け、知事は県議会の議論について「今月末か8月までになるかもしれない」との見通しも示した。

 古川知事は6月29日の経産相との会談後「安全性はクリアできた」と再開容認の姿勢を示す一方で「菅首相の真意を知りたい。首相の来県が重要な要素」と強調した。

 知事は取材に、首相官邸で7日午前、枝野幸男官房長官と会い、首相の来県を直接要請することを明らかにした。

=2011/07/06付 西日本新聞夕刊= 



佐賀県知事、玄海再開の判断延期 政府、全原発の安全検査追加
 西日本新聞 - 2011年7月6日 14:37


玄海原発再開 「長崎の声聞き判断を」 県議会が緊急決議 佐賀知事に6日要望
 西日本新聞 - 2011年7月6日 00:07


原発再開問題 玄海に続き川内も容認? 周辺自治体は慎重姿勢
 西日本新聞 - 2011年7月6日 00:42


「川内原発増設中止を」 鹿児島・姶良市議会が決議可決
 (朝日新聞) - 2011年7月5日(火)21:25
 

 鹿児島県姶良(あいら)市議会は5日の定例会最終本会議で、西隣の薩摩川内市にある川内原子力発電所の3号機増設の中止と1、2号機の安全確保を求める決議案を賛成多数で可決した。市の一部は川内原発から30キロ圏内に入るという。

 決議では、原発は一度事故を起こしたら取り返しがつかないとした上で、市では今年新たに「安全で安心な住みよいまちをつくります」(市民憲章)と宣言したことも根拠に、増設中止を求めている。 



玄海原発 再開へ首相自ら説得にあたれ
 2011年7月6日01時25分 読売新聞・社説
 

 定期検査で停止している原子力発電所の運転再開に向けて、局面を打開する動きが出てきた。

 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の2、3号機について、玄海町の岸本英雄町長が運転の再開を了承した。

 佐賀県の古川康知事も、運転を容認する構えだ。8日の県民説明会や、11日の県議会の論議を踏まえて判断するという。

 政府の指示で、九州電力は地震や津波による電源喪失など、過酷事故への安全対策を実施した。その上で、海江田経済産業相が原発の運転再開に「国が責任を持つ」と確約し、突破口が開けた。

 県議会などには、依然として慎重論も根強い。古川知事が、最終的に判断する前に「首相の真意を確認したい」とし、首相に会談を求めたのは当然だろう。

 首相は早急に現地を訪問し、安全性や運転再開の必要性について自ら丁寧に説明するべきだ。

 首相は、中部電力浜岡原発の全面停止を唐突に求め、原発の安全性に対する懸念を増幅させた張本人だ。説得の先頭に立ち、事態を改善させる責任がある。

 東京電力の福島第一原発事故は収束になお時間がかかる。原発が立地する他の自治体では、運転再開に難色を示すところが多い。

 玄海原発の再開を実現させて、「次」につなげることが重要である。他の原発でも、地元の自治体から同意を得るための追い風となるだろう。

 今夏は東京電力や東北電力の管内はもちろん、全国的に電力不足が深刻になりそうだ。

 九州電力では需要に対する供給の余力が、猛暑時に2%を切る見通しとなった。関西電力は、原発2基が7月下旬に検査入りすることから、一時的に供給力が需要に届かなくなるとして、節電の要請に踏み切った。

 このままでは1年以内に国内の全原発54基が停止し、電力供給の3割が失われる恐れがある。電力が足りず、大幅な減産や工場の海外移転が加速しかねない。

 日本経済の衰退を防ぐには、原子力の安全を確保し、原発を活用することが欠かせない。

 首相は、太陽光や風力など自然エネルギーの普及促進を図る再生可能エネルギー特別措置法案の早期成立に意欲を示している。

 自然エネルギーの普及は重要だが、水力を除けば電力量の1%に過ぎず、直ちに主要な電力源にはならない。政府は、原子力と火力を柱とした現実的なエネルギー政策を推進すべきだ。

(2011年7月6日01時25分 読売新聞) 



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松本復興相辞任/菅首相、早期退陣しかない 【河北新報社説 7/6】

2011-07-06 08:40:15 | 政治
2011年07月06日(水)

 書きたくもないが、言わずにも居られない松本龍の暴言事件。

 きのうの当ブログ冒頭で

【もう、開いた口が塞がらないので、何も言えない。】

 と書いたが、こういう気持ちの人が多く居たと見えて

 テレビインタビューで被災者の方も、同じような意見を述べていた。

 新聞も然りである。

 被災地の地元新聞【河北新報】の今日(7/6)の社説の冒頭も

【本来なら論評にも値しない。怒りを通り越して、あきらめや無力感さえ漂う。】

 と始まり、続いて

【粗野な言動と品性を欠いた振る舞いで、被災者の感情を逆なでした。将軍気取りで知事を地方大名扱いしたとあっては、民主党政権が掲げる地方分権改革の底の浅さも透けて見えよう。】

 と述べている。 全くその通りである。

 しかし、その根底に。彼が最高幹部の一人である『解放同盟』の

長年の恫喝・利権体質によって培われてきた『資質』(性癖)があることを

指摘してはいないし、他社も含めマスコミ報道では出てこない。


 また、許されないのは、あの下品で知性のない『もの言い』を

九州人一般の性向のように言って弁解したことである。

今朝のニュースでも地元福岡での市民の反応を紹介していたが、

「九州を一括りにして見られてしまう。」「迷惑だ」などの意見があった。

 私は、きのう、こう「つぶやいた」

 @junsky2010
「俺は民だから知性も品性も無い」 解放同盟の幹部がそう言ったとしたら未開放の人々や出身者が怒るだろう!
 しかし、それが『九州人』なら許されるのか?
 松本龍氏は、自らが『知性も品性もない』下品な発言をしたことを、九州の人間一般の性向として誤魔化そうとした。
 絶対許せない!



 『人権』を叫んで利権にする解放同盟は『差別発言』に敏感で、

何かにつけて「糾弾会」を行って相手を恫喝し、利権を貪るネタにする。

 今回、松本龍は、「九州人」に対する明白な「差別発言」をしたのであるから、

解放同盟は、「松本龍 糾弾会」を行い、謝罪させるべきだ!

 もちろん、そんなことをする訳がないが・・・

 まぁ、このブログをみて恫喝してくるだろうけど、その時は皆さんに

「ブログ」 と 「メール」 と 「Twitter」で報告します。

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松本復興相辞任/菅首相、早期退陣しかない
 河北新報 - 2011年07月06日(水)
 

 本来なら論評にも値しない。怒りを通り越して、あきらめや無力感さえ漂う。
 粗野な言動と品性を欠いた振る舞いで、被災者の感情を逆なでした。将軍気取りで知事を地方大名扱いしたとあっては、民主党政権が掲げる地方分権改革の底の浅さも透けて見えよう。

 松本龍復興対策担当相(衆院福岡1区)が東日本大震災で被災した岩手、宮城両県を訪問した際に「知恵を出さないやつは助けない」などと発言した責任を取り辞任した。
 震災対応を強化しようと新設されたポストに就任して、わずか9日目。失言による閣僚辞任は珍しくもないが、単なる「ミスキャスト」で済まされないのはいまだ復旧にさえ届かず、塗炭の苦しみにあえいでいる被災者の存在があるからだ。
 菅直人首相の任命責任は避けられず、退陣時期に影響が及ぶのは必至。もはや、ここから政権基盤を立て直すのは不可能に近い。一刻も早く退陣し、新体制に移行することが被災者の利益にかなう。
 松本氏は3日、達増拓也岩手、村井嘉浩宮城両県知事と会談。
「俺、九州の人間だから、東北の何市がどこの県とか分からんのだよ」
 とか、
 村井知事が打ち出した県内の漁港を集約する構想については
「県でコンセンサス(合意)を得ろよ。そうしないと、われわれ何もしないぞ」
 などと述べた。
 べらんめえ、命令口調。当初、「被災者に寄り添うことが使命」と言っていた殊勝な心掛けは影を潜め、恫喝(どうかつ)まがいの放言を繰り返した。
 松本氏の一連の言動を聞いていて気付くのは、度を越した公私混同だ。辞任会見でも家族への感謝の念を表明し、被災地の首長と旧交を温め合うことを楽しみにしていると言い放った。
 就任会見で「(震災発生の)3月11日以来、民主党も自民党も公明党も嫌い」と述べたのも、政治を好悪の感情で理解していることの表れだろう。分別をわきまえない、子どもじみた万能感が言葉の端々ににじみ出る。辞任は当然というほかない。
 こけにされた村井知事は松本発言に不快感を表したが、特に感情的になるでもなく、絶妙の皮肉さえ交えて切り返した。適性を欠いた閣僚をなじる暇などあったら、被災者支援に力を注ぐ。そう思い定めてのことだろう。冷静な対応を評価したい。
 松本氏の後任には、平野達男復興担当副大臣兼内閣府副大臣(参院岩手選挙区)が昇格した。被災地の国会議員として、しっかり職責を果たしてほしい。
 一方で、菅首相はいったん仙谷由人官房副長官に就任を打診し、固辞された。もはや政権維持のための最低限の人事さえ思うに任せぬ苦境に追い込まれている。退陣間際の首相が苦し紛れに任命した復興相が、被災地の信頼を得るのは難しかろう。
 国会が延長されて2週間。法案の審議は進まず、目玉人事でもつまずいた。これ以上の混乱は二次災害を招きかねない。
 延命ではなく早期退陣。首相が出すべき「知恵」は明白だ。

2011年07月06日水曜日 



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  Wikipedia より 【松本 龍】 

 福岡県福岡市出身。解放の父と呼ばれた松本治一郎の養孫(血筋の上からは治一郎の大甥にあたる)であり、自身も解放同盟副委員長 を務めた。
 実家は養祖父の代からの福岡の中堅ゼネコンの松本組で、弟が社長である。自身も顧問を務める。

 福岡市立馬出小学校から福岡市立福岡中学校、福岡県立福岡高等学校を経て中央大学法学部政治学科卒業。1980年、父松本英一(参議院議員)の秘書となる。

 政界にて1990年の第39回衆議院議員総選挙に日本社会党から出馬して初当選し、以後7回連続当選(現在は福岡県第1区)。1996年、社民党を離党して旧民主党結党に参加。
解放同盟副委員長であり、人権擁護法案の推進派である。
日韓議員連盟常任幹事。国鉄労働組合のJR採用差別闘争に連帯している。

2000年10月17日、実家の松本組を継いだ実弟松本優三の自宅玄関ドアに約5発の銃弾を撃ち込まれる事件が発生した。

2008年度の国会議員の所得公開で国会議員でトップの8億4366万円の所得を得ていたことが伝えられている。 



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