2011年7月19日(火)
毎日、このニュースを取り上げなくてはならないとは、心苦しい限りだ!
しかし、人間の命と将来への遺伝子の損傷などを考えた場合に、避難を
東京電力と政府の責任と負担で、すぐさま行う必要があるのではないか?
と按ずるところである。
表題にも書いたが、当面の問題になっているのは、放射性セシウムに
汚染された(内部被曝した)牛肉を人間が食べることにより、食物連鎖で
濃縮されたセシウムにより、人間が内部被曝することであるが、
(【内部被曝】という用語を使うことをマスコミは避けているようである)
これまで、何度も書いたように、汚染されているのは、50万ベクレルを
超えるような稲藁汚染が見つかった地域の全体である。
稲藁や牧草はもちろん、農地も果樹園も、そこで採れる野菜や果物も
森林も川も池も、これを水源とする農業用水や飲料水も、空気も
そして海も、すなわち魚介類や海草なども、
さらには、学校の校庭や、住宅や病院や商店や工場も、
フクシマ原発が今も吐き散らす放射性物質が風や雨によって運ばれ、
放射能汚染されているのである。
稲藁わずか1kgから50万ベクレルを超えるような強度の大量の
放射能によって・・・
子どもや妊婦は、まっ先に避難するべきである。
既に遅かりしかも知れないが、これ以上の被曝を避けるためには
是非とも考えるべきだと思う。 猶予は無い!
もっとも、この状況から察するかぎり、日本列島全体が多少なりとも
汚染されているので、完全な安全地帯がある訳ではないが・・・
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一方で、放射性セシウムに汚染された牛肉を食べた人々は、
日本全国に広がっているらしい。
これは昨日までの、消費者に渡った牛肉が汚染されているかどうか
汚染の程度も含めて未確認だったこととは違って、取り敢えずの基準を
大幅に上回った汚染レベルの肉が21都府県で消費されたという
話であり、特に消費者がたまたま残していた肉から、
【1kgあたり2710ベクレルのセシウムが検出された。】
という恐ろしい裏付けを持った結果である。
昨日新たに見つかった牛は、宮城県から購入した稲藁を食べていた
ということであり、宮城県も汚染範囲に含まれることになった訳だ。
河北新報のニュースによれば、山形、新潟なども汚染範囲に入っている
ようで、相当広範に汚染されているらしい。
この事態は、菅内閣と厚労省の危機感の無さの為せるところである。
(えさ汚染「夢にも思わず」- 朝日新聞 2011年7月19日)
規制値超セシウムの牛の肉、21都府県で流通
(読売新聞) - 2011年7月19日(火)14:34
えさ汚染、避難の牛9300頭も調査へ
(朝日新聞) - 2011年7月19日(火)03:03
えさ汚染「夢にも思わず」 福島、383頭出荷の業者
(朝日新聞) - 2011年7月19日(火)08:31
セシウム牛問題 宮城県が対策本部 実態と影響を調査へ
【河北新報】 - 2011年07月19日火曜日 13:53
登米の畜産農家に衝撃 「国は全頭検査実施を」
【河北新報】 - 2011年07月19日火曜日 06:10
汚染疑い牛、新たに505頭 宮城産わら、山形・新潟に
【河北新報】 - 2011年07月19日火曜日 09:14
疑い牛、仙台で消費 浅川産、横浜で食肉処理
【河北新報】 - 2011年07月18日月曜日 08:52
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規制値超セシウムの牛の肉、21都府県で流通
(読売新聞) - 2011年7月19日(火)14:34 高濃度の放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた疑いのある牛が出荷された問題で、国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を超えるセシウムが検出された牛の肉が、少なくとも21都府県で流通していたことが19日、読売新聞の集計で分かった。
21都府県の内訳は、青森、山形、宮城、福島、栃木、埼玉、山梨、東京、神奈川、静岡、富山、岐阜、三重、大阪、兵庫、徳島、香川、愛媛、高知、山口、福岡。
このうち2頭が流通していた大阪では、うち1頭の食肉から規制値の8倍以上となる1キロ・グラムあたり4350ベクレルが検出された。食肉は大阪市内の販売業者が保管していたが、すべて返品されたという。
他の規制値を超えた食肉の一部は、既に消費者に販売されている。高知市では、家庭で冷凍保管されていた3パックの食肉から、最大で1キロ・グラムあたり2710ベクレルのセシウムが検出された。
えさ汚染「夢にも思わず」 福島、383頭出荷の業者
(朝日新聞) - 2011年7月19日(火)08:31 放射性セシウムで汚染された稲わらを食べ、市場に出荷された可能性がある牛の数が、また増えた。福島県だけでなく、宮城県の業者が販売したわらの汚染も相次いで分かり、使った農家が広がっている。
福島県では、新たに5市1町の7戸から出荷された計411頭が汚染わらを食べていた可能性が判明。このうち383頭は、同県須賀川市の畜産業者が育てていた。「宮城県から仕入れたわらで、汚染されているとは夢にも思わなかった」。 社長(65)は驚いた様子で話した。
同市の牧場だけでも約2600頭の肉牛を飼育している大規模経営。
原発事故後、宮城県栗原市の仲介業者からわらを購入して牛に食べさせてきたが、「何頭が問題のわらを食べたかはわからない」という。
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