気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

'17. 浦和R.L.vs ちふれAS、意外な結末 7-0

2017年05月08日 | スポーツ

 GW最終日の7日(日)に行われた浦和レッズ・レディースvsちふれASエルフェンは共に埼玉のチームという事で「埼玉ダービー」と呼ばれていた。ちふれASは去年迄二部リーグで今年から一部リーグに昇格して来て、ここ迄で最下位の10位だった。レッズはと云うと辛うじて一部に残ってはいたものの二試合前迄は1勝3敗で9位だった。その後マイナビ・ベガルタ仙台と0-0の引き分けを挟み、続く伊賀くの一に3-0で勝ち8位に一つ上げてのちふれ戦だった。まあ、ハッキリ言って大差の無い成績であった事に変りない。                                                                  ところがこの日は他の会場でも紛れが起きていた。目下5勝2分けと負け無しの日テレが今年から一部に昇格してきたノジマ・ステラと0-0の引き分け、2位のINACはマイナビに1-2で負けていた。徐々に順位を上げてきたAC長野は伊賀くの一を相手に2-0と順当に勝ち3位に上り詰めた。                                                            各会場より1時間遅れで始まった「埼玉ダービー」は、試合開始早々の6分、⑧猶本光の先制ゴールで幕を開けた。中央で⑱柴田華絵キャプテンがこぼれたボールを奪うとすかさず前に蹴り出し⑦筏井りさ選手にパス。そして前にいた⑧猶本光にパスを送ると右足のシュートがゴールネットを揺らした。正に流れる様な攻撃だった。久々に見た美しく繋がった、無駄の無い攻撃。これが今年レッズが取り組んでいる試合展開。その後は押してはいても完全には攻めきれないと云う、レッズのまだまだ「詰めの甘さ」が目立っていたが、しかし、前半終了の間際43分に⑨菅澤優衣香選手のヘディング・シュートが決まった。                                                          後半に入ると、14分に⑩吉良知夏選手が三点目を決めると、その僅か3分後(17分)には菅沢選手が自身2ゴールめとなる四点目。まだまだこれでは終らない、次はその二分後の19分に③高畑志帆選手が頭で合わせての五点目。そして71分、菅沢選手がハットトリックを達成、これで六点目。これだけでも勿論スゴイ事なのに、何とその8分後の後半34分には菅沢選手この日4ゴール目になる七点目をゴーーール!                                                              この結果現時点(7試合終了時点)で、得点数で菅澤優衣香(浦和)が7ポイントでトップ。続いて田中美南(日テレ)が5ポイント、決定率では大野忍(INAC)で36.4%、籾木結花(日テレ)30.8%、菅澤優衣香(浦和)30.4%となっている。ここでちょっと意外なのは、シュート数では30とトップの横山久美選手(AC長野)が僅か2得点しかない事だ。おそらくは去年に比べマークが厳しくなった為でもあるのでしょう。…にしても少な過ぎる気がする。                                                     まあ、この日の全試合を通して見てみると、結果的には得失点の差で浦和RLが5位に順位を上げてはいるけれど、相手如何に拘らず、良い波を維持し続けて欲しいものです。                          

(写真クリックで拡大)          

この試合で4ゴールを挙げた⑨菅澤選手は当然の事ながらお立ち台(台は有りませんが)でのインタビューを受けましたが、プレーヤー・オブ・ザ・マッチは⑧猶本選手でした。何が基準なのかは判断出来ませんけれど、おそらくは試合開始早々の先制点がゲームを決定付ける波となった…と云う事が評価されたからなのでしょうか。彼女自身も、とてもいい表情をしていました。そういった事もあったからなのかどうかは判りませんけれど、いつも写真は「NG」となっている彼女が、今日の出待ちでは「NG」では有りませんでした。                                            「今日は時間が有るからいいですよ」…と、笑顔で応え、カメラの前に立ってくれました。ホントはどういう事なのでしょうね。出待ち…と言えば、今年から就任した石原監督はホームの試合の後には毎回の様に出て来ます。勿論ファンサービスの為なのでしょうけれど、去年の監督とは大違いなので、                                 「あっ、また出て来た」 と大笑いです。他のチームではどうなのでしょうね !?                         

今年もまた怪我人が出ていますね。ハードなスポーツですから心配です。特に今年は④北川ひかる、⑥乗松瑠華の両選手。レッズ・レディースにとっては貴重な戦力なので惜しい欠場としか言い様が有りませんけれど、無理をしないで、でも、早く良くなって欲しいです。でも、その代り…と云う言い方は正しくありませんが、㉓木崎あおい選手の様な将来性の有る若手も順調に育っているのは嬉しい事です。二カ月ほど前に19歳になったばかりですが、去年とは別人のような成長振りには目を見張るものが有ります。今後大いに期待できる選手です。                                  おやおや、レコードを聴きながら書いていたら、もうすっかり明るくなっていました。なので、これにておしまい。

                        

                    

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿