気の向くままに junne

不本意な時代の流れに迎合せず、
都合に合わせて阿らない生き方を善しとし
その様な人生を追及しています

これでも木の名前

2023年04月29日 | 下町図書館・資料室
陽気の良さに誘われて散歩に出掛けたところ、隣町にある小学校の裏側にあたる公園で、何とも奇妙な名前の木がある事に気が付いた。その名は「なんじゃもんじゃの木」と云う。まあ他の名前もあつて、どれが正式名なのかは判りませんけれど、解説板にはその名前で紹介されていました。
どうですか、本当あったでしよう。ここに書かれている台東区四丁目と云うのは旧・竹町といい、その竹町小学校の後ろにある竹町公園に植えてあります。


この後ろに見えるのがその小学です。
この町の云われには色々とあったみたいです。
秋田久保田藩主・佐竹右京太夫の江戸屋敷は当初、内神田佐竹殿に在ったけれど、天和二年(1862年)12月28日に起きた有名な、八百屋お七の放火に拠る江戸の大火で焼失。翌年に現在の台東区の地に移転。屋敷の西側には大番与力同心の組屋敷が在り、そこに在った総門を竹町と呼んでいた事から「竹町」の名前が生まれたと言われている(現町名・台東)。そして俳優の伊東四朗はこの竹町の生まれ。この隣り町の御徒町(この名前にも云われは有る)は私の町。



これが当時の佐竹右京太夫の(移転後の江戸屋敷)。大名屋敷ってとてつもなく広いんですよねぇ〜。
竹町と云う町名は変ってしまったけれど、佐竹商店街はそのまま存続しているのが嬉しですね。
昔の地名って、それなりの意味・由来が有るのでやたらと変えないで欲しいものです。


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