気の向くままに junne

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'16. 最終戦 レッズ・レディース vs 日テレ 0-2 で敗北

2016年10月25日 | スポーツ

  既にご承知の通り、10月23日の最終戦でレッズ・レディースは日テレに0-2で負けてしまいました。駒場競技場へ足を運ぶ前から正直なところ「恐らく勝つ迄には到らないのでは…」とは思っていました。現在の日テレの勢いと、立て直してきたとは云えレッズの現状とでは、少しばかり開きが有るのは否めないからです。しかし、スポーツとは云え勝負の世界、紛れが有るのもこれまた事実。期待は捨ててはいませんでした。                                         今日がリーグ戦の最終日で相手は1位の日テレと云う事で『とにかく楽しめればいいや』と云う気持ちが働いていました。同時に、日テレの好調子の理由を探してみよう…と云う気持ちも有りました。秋とは云うのに長袖の服は必要無かったな…と云う陽気でした。

  

  

試合は始めから激しいせめぎ合いが続き、センター・ラインを団子状態の選手達が行ったり来たりと云う光景。両チーム共勝ちを意識しているのが強く伝わって来るのが良く解りました。このフットボールと云う競技に関して常に私が言う事なのですが、前・後半共に初めの10分間と終了間際の10分間は点に絡む時間帯なので注意が必要なのです。が、この日は気が付いたら前半も40分近く。それ程、時間を忘れる程の熱戦でした。そろそろ危険な時間帯に入り込む。その通り双方のゴール前での攻防が激しさを増してきましたが、共に凌ぎ切り0-0で前半終了。

  

ここで相手の日テレの選手をちょっとまとめてみました。簡単なメモを取りながら観ていました。恐い(要注意の選手)のは先ず何と言ってもMF⑭長谷川唯選手。未だ試合前半だけですが一番目立って気になる動きをしていました。身体の切れが良く、素早い・俊敏な動きが特徴的でした。そして何よりもボールへの嗅覚が良い選手の様です。そしてDFでは当然の事ながらなでしこ」代表の⑳阪口夢穂選手、それから③村松智子選手。この二人は特に右サイドでの動きが良いですね。何度もレッズの攻撃をカットし反転・攻撃への流れへとを変える働きをしていました。特に阪口選手は、レッズの攻撃を読み切っている様な感じさえしていました。MF⑤隅田凛選手は攻撃して上がっていく時には要注意。球際に強くカットが上手な選手です。                          日テレの攻撃パターンではMF⑭長谷川唯=FW⑨田中美南のラインが要注意に挙げられます。特に二人のミドルパスからの攻撃には得点に繋がり易さが有ります。責められてきた時には③村松智子には気を付けるべきでしょう。ここでの攻防には技術的にかなりの強さを発揮します。⑩籾木結花選手はMFとして攻守に優れています。チーム全体の特徴的な事は、相手ボールを時間を掛けずに取り囲む事が出来る…と云う事。タテパス一本で展開を変えられる…と云う事が大きな強みになっている様に見受けられます。ワントップと云う構成が、この事を可能にしているものと思われます。

そんな既にリーグ1位を決めている日テレ相手に、気が付いてみれば引き分けが近付いている。ここ迄でレッズにチャンスが無かったわけでは有りません。少なくとも2点は入っていた決定的チャンスは作れていたのですが、1本は相手GK㉑山下杏也加選手の好セーブに阻止されてしまったのと、あと1本は今日の主審の誤審に因るものでした。後半37分(82分)にレッズ⑬白木星選手のはなった決定的シュート。これをゴール前にいた相手選手(名前迄は判りませんが)が明らかにハンドをしてしまったのに、主審は見える位置にいながらもこれを無視。スタジアム中でブーイング。これがオーロラ・ビジョンではっきりと映し出されたのに、主審の判定は覆らなかった。実際に見た時も、オーロラビジョンで拡大されたのを見た時も、白木選手のボールは確実にゴールを捉え、キーパーの届かない位置だった。この疑惑の主審坊薗真琴という名前です。この一件の前にも、パス・コースの真ん中にいたり(真後ろにボールの受け手がいるのを知っていた筈である)、レッズにとってみれば不信感漂う主審であった。

                                        そんな事もある中、とうとうゲームは動きました。86分(要注意の時間帯)、⑳阪口選手のゴールが決まってしまったのです。左サイドから⑥有吉選手が中央へパスを出すとこれを⑨田中美南選手が受けすかさず⑰三浦成美選手にパスを送ると狙定めてシュート。「やられた」ト思ったけどゴールポストに当たり辛くも救われた。が、しかし、このこぼれ球を⑳阪口選手の前へ。そこで左足一閃、シュートが決まってしまった。疑惑のハンドから僅か4分後の事でした。残り時間は4分とアディショナル・タイム。未だ試合の行方は分からない。そして90分経過。アディショナル・タイムは3分。ワンチャンス有れば…の瞬間だった。「なでしこ」代表⑳阪口選手がレッズ内、中央付近でボールを受けると⑭長谷川選手に鋭いパスを出すと、これをドリブルで前に運び、レッズの選手に囲まれパスコースを消される前に前々にいた⑥隅田凛選手にボールを預けるとこれを左足でシュート。この余りにも速い流れの為か、さすがの①池田選手も対応しきれずゴールとなった。92分の事だった。

                                                                         私の言葉を思い出して欲しい。前・後半共に初めと終了間際の10分間に点は入り易い。この試合も正にその通りになってしまった。「後の祭り」になってしまう話しだけれども、あの⑬白木選手のシュートが決まっていたり、ペナルティ・エリア内での相手のハンドのペナルティが課せられていたら…などと考えると、不運な試合だったとしか思えない。「ゲームには流れが有る」と云う考え方に立つと、明らかにあれから潮目が変ったのは事実。にしても、失点してしまったというのも事実。結果論、日テレの底力を褒めるべきなのでしょうね。1位の相手と殆ど五分五分のいい試合をしてくれました。さすが日テレですね。今年亡くなった西鉄ライオンズの強打者で後に解説者となった豊田泰光さんの、相手を褒めたくはないけど褒めるに値するプレーをした時の言葉『ナイスプレー・コノヤロー!と云うのが彼の名言でした。この試合、日テレの選手達に言いましょう。ナイスプレー、コノヤロー』                                 口惜しいけれど、日テレの選手をUPします。

  

  

    

やはりレッズの選手も載せなければね。

     

   

  

浦和レッズ・レディースは成長過程。                     まだまだ、これからですよ!

 

 



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