1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2190話目】亭主関白、と、かかあ殿下、を比べてみたら、見た目も良ければ、夫婦円満となるも、圧倒的に、かかあ殿下、かな。拙僧夫婦もまた、かかあ殿下夫婦にて。一生着いていきます。今年で33年目。

2021-06-15 16:43:22 | 法話
檀家新婚夫婦が「住職夫妻を物に例えたら、何ですか」と。「漬物石(妻)と漬物(夫)の関係かな。漬物(夫)の美味しい、不味いは、糠床(ぬかどこ)次第。混ぜなくてもダメ、混ぜ過ぎてもダメ。重しの漬物石(妻)の役割は、味がよく浸透する様に。女房次第で、世間に出しても恥ずかしくない夫が出来上がる」と。

【追伸】糠床をかき混ぜる(妻は夫をしばきあげる)理由は、嫌な匂いや、カビ(夫が世間に迷惑かけない様)を防止するため。かき混ぜる(妻が夫をしばく)頻度は、漬物を取り出す時に、表面の糠と底の糠を入れ替えてやる程度でよし、と。乳酸菌は酸素を嫌うのでやり過ぎはあかん。夏場なら漬物を付けてない時は、朝夕の2回。冷蔵庫に入れている時は、日に1回。秋から春にかけても、日に1回程度でよし、と。ほらね、夫婦関係によく似てるでしょ、糠漬けは。








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