1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

人は誠意がなけりゃあかん。

2016-05-30 17:07:32 | 法話
松下電器の創業者幸之助さんは新入社員採用面接で「あなたはこれまで運が良かったと思うか、悪かったと思うか」と問うて「良かった」と答えた人だけを採用していたと。数多の支えあっての今日の自分。加えて今ここに命があるに何不足。感謝の心があれば必ずその答えが出るはずと。この確認方法は流石。

誠意を見せずに人は動いてはくれん。

2016-05-30 11:51:41 | 法話
先日結婚を親に反対されている若者が「しないほうがいいですか」と相談に。「ならやめろ、と言ったらやめるんかい。2人雁首揃えてここに来たのはしたいからだろ。どうしたら親に許しを得られますか、と何故聞かん」と。昨今は神仏は信じんがおみくじは大吉が出るまで引き直す。現実逃避に明日はない。

仏教行事の風評から。

2016-05-30 07:47:33 | 法話
「友引の葬式は誰かが連れて逝かれる」と。では千人葬式したら千人が。「四十九日法要は三ヶ月に股がったら苦が身『三』に付く『月』からするな」と。仏教ではそんなこと一言も。ただ日本人は迷信、祟りの類に敏感。「弔問者に嫌な思いをさせたくない」とその日を避けるという考え方なら「有り」かと。