JuJuブレスト日記

乳がん治療の記録を残していきたいと思います。

ダイエットの行方

2022-04-17 21:42:33 | ダイエット

手術の痛みが落ち着いたころ

運動やら食事の独自ダイエット計画をたてました。

以後約2週間、これまでになく真面目に取り組んできました。

 

しかし・・

現時点の体重は  58.5キロ (0.5キロ減)

減り方が誤差のように少ないのが不本意

さらに問題はこの1週間くらい毎日±0.2くらいで安定していること。

ダイエットって徐々に減っていくものじゃなかったっけ ?

 

続けていることは

・太極拳(週1)⇒ 始めたばかり

・甥に借りた NintendoSwitchのリングフィットアドベンチャー⇒ 楽しく続けられる

・牛乳を豆乳に替える⇒ 定着

・朝食・昼食:ごはんをオートミールに替える⇒ 1日おき

・おやつ:スイーツを和風に替える⇒ 焼芋食べたりで逆効果か

 

継続性を重視してラクな項目ばかりにしていたかもしれません。

もう少しストイックに努力しなければだめなのか。。

花粉も減りつつあるので追加予定項目は

・ウォーキング(晴れの日) or 踏み台昇降(雨の日) 1日1時間

 

かつて挫折したウォーキング。

なぜやめてしまったのか理由を考察すると

ウォーキングは時間がかかる

⇒ただ歩くだけでは時間がもったいない(当時はそう思った)

⇒買物、公園の散策など目的を作って歩いた

⇒目的のない日は歩かず

⇒グダグダになった

でも今は、運動は治療の一環、たとえ忙しくなっても時間をとるべき

と意識が変わりました。

本当はうちにもワンちゃんがいたら散歩できて楽しいだろうな。

 

踏み台は 5,6年前に買ったもの。

この5年間、私の机の下の足台になっていました。

キッカケは先日NHK「朝イチ」で

高橋一生さんが毎日1時間台本を読みながら踏み台昇降をしていると

話していたこと。

しかも椅子の座面高さで。

その話があまりに印象的で

そういえば私の足台も元は踏み台だったと思いだし

ごそごそ机の下から取り出しました。

高さ15cmですが一生さんも踏んでると思えば続けられるかも。

 

きょうは、乳がん放射線治療16回が終わってから5日め

治療中よりも赤みが増してきて、傷跡付近一帯が少し痛みます。

これから1週間くらいがピークのはず。

太極拳やリングフィットアドベンチャーが無理なくできるといいのですが。


治療後の過ごし方

2022-04-14 19:33:43 | 日記

私は重度の花粉症

春の柔らかい雑草の上に寝転んで昼寝をするのが小さな夢です。

 

これは私の田舎の家の雑草だらけ、荒れ放題の庭(?)の一画。草刈前の状態。

 

昨年までは仕事もあったので我慢していましたが

今年はどうしてもこの春、外を思い切り歩きたいと思い

耳鼻科に相談に行きました。

 

2月からずっと花粉症薬を飲み続けているけど効かないと訴えました。

先生に、今年は花粉が特に多いからねと言われ

追加でもう1種類の抗アレルギー薬を処方されました。

過大な期待はしていなかったけど

要は薬を2倍飲めということですよね。

抗アレルギー薬はずっと飲み続ける前提で作られているから

このくらい飲んでも大丈夫、だそうです。

 

3年前、カリフォルニアでアレルギーが出た時に市販薬「アレグラ」を買い

しばらく飲み続けたことがありました。

あとで調べたら1錠分に日本の「アレグラ」の約3倍量の成分が入っていました。

アメリカ人の体格だと3倍飲まないとダメなのか

あの時に知らずに3倍量飲んでいたんだから2倍ならまあいいか

 

という経緯で定期的に飲む薬が増え、より面倒になりました。

朝はレトロゾール錠と花粉症薬その1

夜は花粉症薬その1,花粉症薬その2

1日3回放射線治療あとの右胸への保湿剤

1日4回花粉症用の目薬

 

今日でちょうど乳がん手術から2か月、放射線治療終了後2日。

まだ、手術から何日、治療が終わって何日・・と数えるクセが抜けません。

この4月は、気ままに好きなことをしようと思っていましたが

実際のところ、好きなことが何なのかわからなくなっています。

読書や映画はそれなりに楽しいですが

以前のようにその世界に浸って感情移入することがあまりできなくなりました。

何だか落ち着かなくて。

 

落ち着かないのは、たぶん

考えないといけないことがたくさんあるのに

今すべてを一時保留にしているからかも。

仕事のこと、今後の経済計画、車のこと(もうすぐ11年目の車検)

 

ウォーキングをしながら景色や街ゆく人たちをながめたり

庭でしおれた花殻をつんだり、雑草取りをしたり

ピアノをとりとめなく弾いたりする時は

マイペースでよいためか少し落ち着いた気持になります。

あいかわらずずっと引きこもり。

時々、うっかり動作で右胸&脇が服にこすれて少し痛い思いをします。


放射線治療 (8) 16回完了

2022-04-12 16:08:22 | 放射線治療

2022年4月12日

乳がん放射線治療16回目の最終日。

病院に向かう桜のトンネルは新緑が芽吹き

枝の先に少し残っているピンクや茶色と混ざり合って

ルノアールの絵のようでした。

 

ラストの治療では

放射線台上での位置調整が1回だけ約20秒で終了しました。

最終日に最短記録達成。

放射線技師に最後ですねと笑顔で言われて

治療後、マーク上のテープを全て剥がしてもらいました。

剥がすための何かの液体をぬるとき、ヒンヤリしました。

マークは無理に消そうとすると皮膚がこすれてしまうので

自然に消えるのを待つのだそうです。

 

診察では、白ひげ先生と看護師さんに

徐々に赤みを増してきた右胸を診てもらいました。

少し痛みがあり、熱も持っていますが

「軽い方ですね。この分ならそれほどひどくならないでしょう」と言われました。

放射線量は日々直線的に増えていく、

赤みなどの副作用はしばらくゼロに近くてその後、2次曲線的に増えていくと

空中に指で2つのグラフを描いた説明を受けました。

つまり、今後1週間くらい日焼けのような状態が急激に増して

その後ピークを迎えてあとは数週間かけて落ち着いてくるということらしいです。

これから急激に増すのか・・

まれに息苦しくなったりする肺の副作用も起こるそうです。

私には起こらないはず。

 

来月3か月検診に行く予定のクリニックあての封筒を渡されました。

手術を受けたT病院には郵送しますとのこと。

さすがの病院間連携です。

T病院はS先生、クリニックはO先生ですよねと確認されました。

よくご存じのような口ぶり。

乳腺科や放射線科の医師の方たち、みなさん知り合い同志だったんですね。

 

きょうは指折り数えたら、乳がんを告知された日からぴったり3か月。

怒涛の3か月でした。

これで病院での治療はついに完了。

手術で悪いところをとり去って

放射線という得体の知れないコワさにも耐えて

Maxの再発率低減効果も得られたはず。

よくがんばりました。

さようならM病院

ありがとう先生、技師さん、看護師さん

でも、もう来ませんからね!

あとはお守りのアロマターゼ阻害薬を飲むだけです。


放射線治療 (7) 14回終了

2022-04-09 22:13:00 | 放射線治療

乳がんの放射線治療14回を完了して残りはあと2回。

皮膚が弱いので心配していたわりに副作用も少なく

ここまでこられたことにほっとしています。

 

私の放射線治療ルーティンは次のとおり。

約10分前に病院に到着

⇒受付⇒待合室へ

⇒看護師さんと話をする

⇒更衣室で上半身検査着になる

⇒リニアック室へ

⇒更衣コーナで検査着からタオルに

⇒放射線台で位置合せ

⇒照射

⇒更衣コーナでタオルから検査着に

⇒更衣室で着替え

⇒精算

⇒たまに院内のタリーズでソイラテをテイクアウト

⇒駐車場へダッシュ(のつもり)

⇒駐車場を退出(50分100円)

 

リニアックの待合室では、同じ時間帯予約のご夫婦と一緒になります。

会釈するだけの間柄ですが、ご主人の病状が辛そうでお気の毒です。

たいてい看護師さんと話をされていて

薬を変えましょうか、先生に聞いてみますねなどという会話が聞こえてきます。

そうこうしているうちに次の順番の車いすの女性や背の高い男性がやってきます。

いつものメンバー。

看護師さんは大忙しで

本来は待合室で一人一人に声がけをして様子を聞くようなのですが

辛そうな人が多い時、私まで順番がまわってこないことがあります。

私は元気なので大丈夫

そっちの対応をしてくださいと思っています。

そんな日は、放射線技師から

「今日は看護師さんと話ができないかもしれませんが何か伝えることはありますか」

と聞かれます。

それでも帰り際に、看護師さんが廊下まで小走りで追いかけてきて

お加減大丈夫ですかと声をかけられたりもします。

走らなくていいですよー

 

リニアック室での体の位置合せは、どんどん手早くなっていて

最近は2回くらい位置調整するだけで完了。

はじめのころ何分もかかっていた作業が、今はほぼ30秒以内。

これだけ? 本当に位置合ってる?  

(他の器官に放射線あてないでね)

と確認したい衝動に駆られています。

でもまあ、私自身も少し右寄りに横になるとか腕の力を抜くとか

ちょっとしたコツに慣れてきました。

手早さはお互いに慣れてきた共同作業の成果なのかな

 

位置合せでは、体の下に敷いてある大きなタオルを

放射線技師が絶妙に縦横斜めいろいろな方向に引っ張ります。

体に触れないやり方なのでしょうか。

ひとつ嬉しかったことは

通常、技師が胸にかけたタオルを外して

胸からウエストまでを出して位置合せをするのですが

5日めに新しい女性技師が担当された日

ウエストよりかなり上までタオルで覆ってもらえました。

さらに足元にも別のタオルをかけてもらえました。

思わずありがとう、と(心の中で)つぶやきました。

私の気持が通じてしまったのか

その後は、男性技師もみなさん同じようにしてくださるようになりました。

 

乳がんになるまでこの30年近く病院に縁がありませんでした。

このたび患者になって、この病院でも前の病院でも

ちょっとしたことに寄り添ってもらえたり、真摯な態度で接してもらえると

それだけでぱっと元気づけられることを、いくつも体験しました。

どんな仕事でもプロってこういうことなのか

かつて自分が仕事をしていた時の態度を振り返って我が身を反省しました。


運動という治療

2022-04-07 21:48:07 | 日記

「運動は、がん治療の一部であるべき」という

2018年の欧州臨床腫瘍学会の記事を(自動翻訳をかけて)読んで

なるほどと思いました。

ESMO | Press Release | sport QOL chemotherapy Vanlemmens

 

運動を「治療」と思えばいいんだ !

 

運動をがん患者の標準治療とするための研究や

乳がん患者に対する運動の価値を探求する研究が

フランスで進められているそうです。(自動翻訳なので心もとないですが)

 

私は、これまでスロージョギングもラジオ体操もスロー筋トレも

1日1万歩もユル糖質制限も

始めてみたものの気がつくと続けられずいつのまにかやめていた‥

という挫折を繰り返してきました。

 

こんな意志薄弱でズボラな私ですが

今、放射線治療には毎日休むことなく通い

1日1錠のアロマターゼ阻害薬もきちんと飲み続けています。

当初5年間毎日忘れずに飲むなんてことができるか自信ゼロだったのですが

手術4週間前から飲み始めて今日まで、忘れた日はありません。

たぶん5年間たまに忘れながら続けられると思います。

大事な「治療」だから。

 

毎日30分ウォーキングやスロー筋トレ等の運動は今の私にとって

再発リスクを減らすために必要なこと。

単なるダイエットではなくて、大事な「治療」なんだと発想を変えたら

モチベーションがあがりました。

今回は続けられるかも。

 

ところで最近

Predictというサイトで自分の情報を入れて5年後生存率を調べました。

数値は92.6%だったのですが

アロマターゼ阻害薬の上乗せ効果が 0.8%しかないことがわかりショックでした。

(ケンブリッジ大などが開発したツールで信じていいかわかりません)

副作用もあるのに。。

それでも0.8%でも5年間、毎日飲み続けるつもりですが

もはや飲んでいれば安心というお守りのようなもの!?