JuJuブレスト日記

乳がん治療の記録を残していきたいと思います。

右胸がホット(放射線治療の影響)

2022-05-28 19:19:34 | 放射線治療

暑い1日でした。

きょうは太極拳の練習後、陽ざしの中を30分くらい歩きました。

黒のTシャツを着ていたのでよけいに暑さが応えます。

帰宅後、汗をかいたので着替えていたら

え? 左胸はひんやりしているのに、右胸だけがホット。

右胸全体が熱くてホヤホヤでびっくりしました。

 

そうか、放射線治療で汗腺がダメージ受けるって言われてたっけ。

こういうことなんですね。

初めて汗腺の存在意義を意識しました。

 

乳がんの放射線治療が終わって1か月半近く。

汗腺が復活するのか不安になりネットで調べたら、

いつも見ている乳腺科医師のサイトに

「(汗腺は)数年すると回復することが多いようです」とありました。

多い? 

ようです?

何年たっても復活しないというブログもあったので、

人によるのでしょうか。。

 

 

改めて、放射線治療の皮膚の副作用を復習して

我が身の状況を確認しました。

急性期(3か月以内)には、

・皮膚が赤くなってカサカサする ⇒ 全体日焼色で、カサカサな部分あります

・皮下組織でかゆみ物質が増える ⇒ 痒みはありません

・黒ずみやシミなどの色素沈着が生じる ⇒ 傷跡と乳首全体が黒ずんでます

 

晩期には、

・皮膚が乾燥して「萎縮」することがある ⇒ 既にそんな兆候が‥ 

・乳管が細くなり授乳困難になることがある ⇒ 対象外

 

晩期の症状はいったん発生すると治らない、とありました。

汗腺が復活しないのは、まだ我慢できるかもしれませんが

「萎縮」したら、と思うと怖い怖い!

保湿マッサージが効果的とのこと。

保湿はしていましたが、マッサージの方が重要みたいです。

せめて今、気づいて良かった。

 

今日からお風呂あがりに保湿マッサージをすることにしました。


父の背中?

2022-05-26 21:53:15 | 日記

90代半ばの父と2人暮らしです。

 

父は、まさに歩く90代。

平日ほぼ毎日2時間近く歩いています。

うちから最も近いスーパーまで約1キロの道のりを

1人でカートを引いて買い物に行くのです。

歩みが遅いので片道30分。

スーパー内での買い物約40分。

その後、スーパーより安い八百屋に寄ること20分。

 

心配でたまに一緒についていきますが

ポイント処理もセルフレジもうまくやっていました。

 

年1回の健康診断の結果はオールA。

私はBもCもあるのに。

100歳クリア必至です。

 

私、父を一人残すわけにはいかないので

父よりぜったいに長生きしなくてはいけないのです。

(できるのか?)

 

雨の日も、体がなまると言ってでかける父をみて

本当に同じ遺伝子を持っているのだろうか?という

複雑な思いをかみしめながらも

私もウォーキングは治療の一環、ブレずに続けようと思って

雨の日以外、むし暑い日も風の日も、せっせと歩いています。


求職中

2022-05-24 14:16:27 | 日記

60代後半シングル、求職中。

 

2か月前、年金生活に入ります、と宣言しました。

誰にともなくですが、父と妹は聞いていたかな。

年齢的にもリタイア時期。

乳がんに罹患した時期が遅くて退職後だったので

厚生年金をフルにもらえて、その意味で私は恵まれています。

 

心身ともに、80%くらい(?)快復した今

しなければよかった宣言を撤回して

週3程度の仕事(アルバイト)を探すことにしました。

ここまで快復したこと

治療中の人や、より不安を抱えている人たちのことを思うと

恵まれているなあと思います。

 

仕事が見つかるかはわからないけど

そう決めたら、気力も湧いてきました。

経済的にもひと安心。

見つかればですが。

 

これまでの人生、望んだわけではなくずっとシングルでした。

幸い体も元気で、長年仕事を続けて収入を得て生活をしてきました。

この生き方がある種、私のアイデンティティー

 

近隣で「60代歓迎」の仕事を検索すると

デイケアサポート、介護事務、保育補助など。

どれも未経験で子どももいなかったので無理かもしれないけど・・

 

できれば、これからの自分の時間を半分くらい使って

誰かのためにほんの少し役立つような仕事をして、対価はきっちりもらって

残りは自分のために生きる

そんな時間配分ができればいいかな、と思います。


かかりつけ薬剤師さん

2022-05-20 22:52:25 | 日記

乳がんに罹患してから、調剤薬局にお世話になる機会が増えました。

いつも自宅近くの小さな調剤薬局に行っています。

 

2月の雪の日、手術直前のころ。

アロマターゼ阻害薬の処方箋を持っていった時に

その調剤薬局には、在庫がありませんでした。

ほかの系列店舗から取り寄せるので明日でいいですか?

と聞かれました。

「はい、大丈夫です」

「ただ、明日飲みたいのでできれば早めの時間で」

と話すと

1人の若い女性薬剤師さんが

「それなら私が今日取りに行って夕方ご自宅までお届けします」

と言って下さいました。

遠慮したのですが

乳がんで飲む薬だということがわかったのでしょう

寒くてお体に触りますからお届けしますと言い張って

夕方、日が暮れて雪が降り続く寒い中を

自宅まで届けてくださいました。

近所とは言え、徒歩10分くらい。

笑顔で「お大事にしてください」と言われました。

気弱になっていた時期、心遣いが身に沁みました。

 

翌月、再度、この調剤薬局に行った時には

レトロゾールの在庫が用意されていました。

 

それからというもの、私は一度も浮気することなく

花粉症の薬も歯科医の薬も、この調剤薬局一筋。

かかりつけ薬剤師さんになりました。

 

今週、乳腺科クリニックでの術後3か月診察の翌日

調剤薬局に寄ると、既に閉店時間を過ぎていました。

翌々日は定休日。

他の薬局には行きません!

3日めの今日、薬局が開いてました。

やっと薬がもらえると思ったら、なんと処方箋の期限切れ。

期限があったんだ。。

 

薬剤師さんがクリニックに確認の電話をしてくれて

無事に薬はもらえました。

申し訳なさそうに、クリニックからの伝言を伝えられました。

「次から気を付けてください」

私、かかりつけ医から怒られたみたいです。


愛車・気力復活?

2022-05-19 13:02:47 | 日記

11年目の愛車を買い替えるか、迷っていました。

ほぼ購入に気持が傾いた先週日曜日、2台に試乗しました。

 

私にとって車は

週末、父の「生きがい」である田舎の家に一緒に行くためにも必須

私1人であれば軽自動車一択ですが

父や妹を乗せて中央高速の坂を登るためにコンパクトカー希望

安全装備必須

売る気満々のディーラー担当者に、たくさん見積書を渡されました。

 

家に帰って、資金計画の一人検討会。

見積額は、車用の貯金では全く不足です。

先月、仕事(アルバイト)も辞めていました。

虎の子「いざという時の定期預金」の一部を解約しなければなりません。

 

いざという時って? (自分への問いかけ)

家が古くなった時のリフォームや重い病気になった時などを想定していたはず。

車の購入費ってどうなんだろう。。

 

と思ったところで

はっと目が覚めた思いがしました。

今は「いざという時」かもと思っていたけどやっぱり違う

 

乳がんの手術後、急に生活パタンを変えて

3か月ほぼ引きこもっていました。

平均寿命はクリアするだろうというこれまでの妙な自信は崩れ去り

仕事をやめて

年金を請求しました。

(2か月経つのにまだ通知こないんですけど‥)

還暦の時に退職金で作った「いざという時の定期預金」を

切り崩す時がきたかなと思いました。

乗り続けようと思っていた愛車だったのに

もう年だから安全装備が必須と考えるようになっていました。

 

やっと、この考え、後ろ向きになっていたと思えたのです。

昨日の続きの今日が続いていく時間の流れが

乳がんになったのをきっかけにいきなり分断されていました。

これからもそういうことがあるかもしれないけれど

今は、やっぱり元の軌道に戻さなくては。

 

「次の車検通します」と担当者に電話しました。

期待させてご迷惑かけました。

 

乗り続ける覚悟が決まったら

不思議なことに、体の芯から急に力が湧き出てくるような気がしました。

安全装備なんてなくても、今の車に細心の注意で乗ればいい

これから2年間少しでも働いてお金を貯めてから買えばいい

(仕事があるかわからないけど)

単純明快なこと

 

私、ちょっと気力が湧いてきたかもしれない、と思いました。

   ニワウメの実が赤くなりました