JuJuブレスト日記

乳がん治療の記録を残していきたいと思います。

右胸が回復中

2022-06-12 08:18:11 | 放射線治療

右胸の温存手術からもうすぐ4か月

放射線治療終了後もうすぐ2か月

右胸の状態がこのところ回復しつつあるのを実感しています。

 

何が回復したかというと、色(だけ)。

まだ右胸の1/3くらいが固くてこわばったまま、変形もしたままです。

が、黒かったり濃かったりした色が少し薄くなってきました。

少しであっても色の違い、あなどれません。

乳がん手術後、はじめて

湯気がもうもうとたっているような温泉だったらいけるかな

と思いました。

 

2週間前、

私の右胸は、放射線照射部分が日焼け色になっているのに加えて

手術跡と乳頭部分が黒ずんでいました。

手術跡は抜糸直後から縫い目にそって黒くて

乳頭は、放射線治療後に黒くなりました。

そのまわりにも小さな黒っぽいシミができました。

今思うと、お風呂に入るとき、

鏡で胸をあまり見ないよう、考えないようにしていて

気持も暗くなっていたかな。

 

そんなころ、目的は皮膚の萎縮回避のためでしたが

お風呂の中で少し時間をかけて右胸のマッサージを始めました。

優しく押さえたり、丸くなでたり、つまんで動かしたり自己流です。

 

すると、不思議なことに、右胸だけ毎日、垢がどんどん出てくるようになって

まるで毎日垢すりをしているようでした。

汗は出ないのに。

新陳代謝が良くなったのか

1週間ほどすると、手術跡の黒いところがポロポロとれました。

とれたあとは肌色。

数日後、乳頭とまわりの黒いところもかさぶたのように自然に取れました。

(もっと前からちゃんと洗えばよかっただけ!?)

 

こうして、黒いところがなくなりました。

黒い部分が全て消えた日、

お風呂で鏡を見て、ぱっと心が晴れた気がしました。

 

その後も

まだ赤っぽい日焼色は全体に残っているけれど

日々、垢として、日焼色の皮膚の一部が剥がれていくようで(?)

ただいまターンオーバー中。

 

実際のところ

日にち薬のせいか自己流マッサージのせいか定かではありません。

 

肌色に近い色になったら、ゆっくり温泉につかりに行きたいです。


右胸がホット(放射線治療の影響)

2022-05-28 19:19:34 | 放射線治療

暑い1日でした。

きょうは太極拳の練習後、陽ざしの中を30分くらい歩きました。

黒のTシャツを着ていたのでよけいに暑さが応えます。

帰宅後、汗をかいたので着替えていたら

え? 左胸はひんやりしているのに、右胸だけがホット。

右胸全体が熱くてホヤホヤでびっくりしました。

 

そうか、放射線治療で汗腺がダメージ受けるって言われてたっけ。

こういうことなんですね。

初めて汗腺の存在意義を意識しました。

 

乳がんの放射線治療が終わって1か月半近く。

汗腺が復活するのか不安になりネットで調べたら、

いつも見ている乳腺科医師のサイトに

「(汗腺は)数年すると回復することが多いようです」とありました。

多い? 

ようです?

何年たっても復活しないというブログもあったので、

人によるのでしょうか。。

 

 

改めて、放射線治療の皮膚の副作用を復習して

我が身の状況を確認しました。

急性期(3か月以内)には、

・皮膚が赤くなってカサカサする ⇒ 全体日焼色で、カサカサな部分あります

・皮下組織でかゆみ物質が増える ⇒ 痒みはありません

・黒ずみやシミなどの色素沈着が生じる ⇒ 傷跡と乳首全体が黒ずんでます

 

晩期には、

・皮膚が乾燥して「萎縮」することがある ⇒ 既にそんな兆候が‥ 

・乳管が細くなり授乳困難になることがある ⇒ 対象外

 

晩期の症状はいったん発生すると治らない、とありました。

汗腺が復活しないのは、まだ我慢できるかもしれませんが

「萎縮」したら、と思うと怖い怖い!

保湿マッサージが効果的とのこと。

保湿はしていましたが、マッサージの方が重要みたいです。

せめて今、気づいて良かった。

 

今日からお風呂あがりに保湿マッサージをすることにしました。


太極拳・痛痒さ発現

2022-04-27 10:43:23 | 放射線治療

昨日は、週1回の太極拳教室でした。

約1時間半、ストレッチ風の準備運動。

その後、約1時間、レベル別での太極拳の型練習。

始めたばかりの太極拳ですが

ストレッチ教室?と思うほど準備運動が長め。

 

この準備運動中

右胸から脇にかけて下着に触れるところに違和感があり

ちょっとまずいかなと思いつつ、そのまま続けました。

これがいけなかったのかも。

帰宅時、痛痒くなってきたので

人通りの少ない道を選び

服の上からノンワイヤーブラの下に指を入れて浮かせるようにして歩きました。

まわりになるべく気づかれないように。

誰も私を見ないでね、と願いながら。

 

帰宅後チェックすると、ユニクロノンワイヤーの

カップの下の縁に沿って脇の方まで

丸く線状に、みみずばれのように赤く腫れていました。

やってしまった

乳がん放射線治療16回終了後2週間過ぎた今頃になって

丸く腫れて痛痒くなりました。

保湿ローションをたくさんつけて

いつものどこもしめつけない超ゆるブラトップに着替え。

太極拳だから少し固定しようとユニクロノンワイヤーにしたのが敗因でした。

 

放射線の皮膚の副作用は治り始める時期に入ったはずだけど

かわいそうな私の右胸、やっぱりまだ弱ってる状態だったんだね

まだ日焼け色は相変わらず濃いままだし

脇のセンチネルリンパ傷周辺も時々ジンジンと痛くなるし

もうしばらく大事にしてあげよう、と思います。

 

太極拳教室に通いはじめて良かったことは

壁一面の大きな鏡に映る自分の姿を直視せざるを得ず

ダイエットのモチベーションがあがったこと。

同じ時期に入った初心者の人と

「頭がダメダメ」「5分で忘れる」と

ダメさ加減を競い合って発散できること。

帰り道の住宅街で感じの良いカフェを発掘したこと。


放射線治療(9)治療後の状態

2022-04-20 10:03:35 | 放射線治療

放射線科の医師から皮膚の副作用について、説明を受けていました。

・16回でも25回でも日焼けのような副作用がでる時期は一緒

・つまり16回の場合は治療がおわってから日焼けが増してくる

 

きょうは 16回の乳がん放射治療を終えて1週間経ち

25回換算すると22回終了。

この数日が副作用ピークのはず。

 

今の状態は

右脇から首の中央下10cmくらいに向かって直線が走っているようにみえます。

放射線があたったエリアの境目がくっきりと直線状になっているから。

下側(胸の方)が赤くて上側(首の方)が普通の色。

赤みはさらに増してきました。

でもこの2,3日変化はないのでたぶんこれがピーク。

ところどころ小さな赤い発疹がでています。

お風呂から上がると発疹がちょっと大きくなり

気になるのでこの発疹には早く消えてほしい。

痒みはありません。

センチネルリンパの手術あとの周辺が、腕を動かすたび違和感を伴って

チクチクと痛みます。

相変わらず右胸の脇側1/3くらいの範囲がとても固くて

大きな固いしこりが2つくらい張り付いているような感じ。

まさかしこりではないよね、手術直後からあったし。

放射線治療前から固かったところが放射線のせいで一段と強固になったのか。

気休めに毎日処方された「ヘパリン類似物質ローション」をたっぷりつけています。

いずれにしても、日常生活に支障はなく

この程度の軽めの副作用で済んで良かったです。

 

放射線治療が終わって何より嬉しいのは、ゆっくりお風呂に入れること。

治療中はマークを消してはいけないので、長湯をしないで

「タモリ式入浴法」つまり「浸かるだけで洗わない」入浴法を

実践していました。

代謝が落ちているせいなのか、ちょっとだけ擦ってみても

特に垢が溜まったりしていませんでした。

 

今現在は、長湯に加えて味をしめたタモリ式を継続中。

忙しさとは無縁の日々でも 1日を終えてふうーっと息をはいて体を伸ばして

長湯をするのがささやかな至福の時間です。


放射線治療 (8) 16回完了

2022-04-12 16:08:22 | 放射線治療

2022年4月12日

乳がん放射線治療16回目の最終日。

病院に向かう桜のトンネルは新緑が芽吹き

枝の先に少し残っているピンクや茶色と混ざり合って

ルノアールの絵のようでした。

 

ラストの治療では

放射線台上での位置調整が1回だけ約20秒で終了しました。

最終日に最短記録達成。

放射線技師に最後ですねと笑顔で言われて

治療後、マーク上のテープを全て剥がしてもらいました。

剥がすための何かの液体をぬるとき、ヒンヤリしました。

マークは無理に消そうとすると皮膚がこすれてしまうので

自然に消えるのを待つのだそうです。

 

診察では、白ひげ先生と看護師さんに

徐々に赤みを増してきた右胸を診てもらいました。

少し痛みがあり、熱も持っていますが

「軽い方ですね。この分ならそれほどひどくならないでしょう」と言われました。

放射線量は日々直線的に増えていく、

赤みなどの副作用はしばらくゼロに近くてその後、2次曲線的に増えていくと

空中に指で2つのグラフを描いた説明を受けました。

つまり、今後1週間くらい日焼けのような状態が急激に増して

その後ピークを迎えてあとは数週間かけて落ち着いてくるということらしいです。

これから急激に増すのか・・

まれに息苦しくなったりする肺の副作用も起こるそうです。

私には起こらないはず。

 

来月3か月検診に行く予定のクリニックあての封筒を渡されました。

手術を受けたT病院には郵送しますとのこと。

さすがの病院間連携です。

T病院はS先生、クリニックはO先生ですよねと確認されました。

よくご存じのような口ぶり。

乳腺科や放射線科の医師の方たち、みなさん知り合い同志だったんですね。

 

きょうは指折り数えたら、乳がんを告知された日からぴったり3か月。

怒涛の3か月でした。

これで病院での治療はついに完了。

手術で悪いところをとり去って

放射線という得体の知れないコワさにも耐えて

Maxの再発率低減効果も得られたはず。

よくがんばりました。

さようならM病院

ありがとう先生、技師さん、看護師さん

でも、もう来ませんからね!

あとはお守りのアロマターゼ阻害薬を飲むだけです。