JuJuブレスト日記

乳がん治療の記録を残していきたいと思います。

術後6か月診察の日

2022-08-22 23:26:24 | 経過観察

今日は、近所の乳腺専門クリニックにて術後6か月診察でした。

診察内容は、触診とエコー。

 

右胸エコー中に、何やら先生の手がとまり

画面上でオレンジのマーキングや書き込みをして拡大表示したりするので

なんだろう‥と30秒くらいドキドキしました。

が、検査直後

その場で「大丈夫、何も問題ないですね」と言われました。

私、頷いて思わずマスクの下で笑みがこぼれました。

少々心配だった左胸もじっくり検査してもらえたし

この目でも(わからないなりに)画面を凝視して確認できました。

小さなクリニックで

エコー検査も診断も全てかかりつけ医がするので手早いです。

これでもし検査結果を何日か待たされていたら

オレンジマーキングのせいで不安が募っていたはず。

 

手術傷まわりを中心にまだ固い部分については

「保湿剤、毎日ちゃんと塗ってる?」と聞かれました。

「‥  一応。でもまだ固いのが治らないんです」

「まあ、治るのは年単位だけどね」

ということは、いつか治るってことですね

それを聞けただけでも良かった。

 

両胸~脇のエコーのあと、首周辺も確認されました。

「甲状腺が大きいなあ・・何か症状ある? だるいとか動悸とか」

「いえ、何もないです」

「なら、大丈夫だな」

で、終わったのですが

甲状腺が大きい? 

またちょっと気になる新たなことが出てきたんですけど。。

でも、先生の最後の言葉は「大丈夫」だったので

それを信じて、甲状腺のことはひとまず忘れることにします。

 

前回3か月診察時は、まだ放射線終了ホヤホヤでしたが、

今回6か月診察は、日常生活もまわりはじめて気持的にも余裕。

これからは、一病息災と思い

体重管理をして、右胸を保湿して、運動や食事にも(時々は)気を配って

何より、自分らしく生きていこう。

 

半年前の入院した日、手術の日、

窓際のベッドで、窓一面の空を見て過ごしたことを思い出しました。

朝の光がさし始める空も、夜のみぞれの空も

大きくて包み込まれるようでした。

 

今夜は、病気や不安で苦しんでいる人すべてが

快復しますようにと願わずにはいられない気持です。


術後3か月診察

2022-05-16 20:02:45 | 経過観察

乳がん手術後3か月。

手術も放射線治療もおわって

もう病院来ないからねーとすっきりしたはずでしたが

治療がなくなって1か月

どこかで、3か月診察を心待ちにしていたかもしれません。

何が入っているのか未だ硬い右胸。色濃いままで時々痛みもあります。

医者に「いずれ治りますよ」などと言ってもらえるだけでも嬉しいかもと。

 

きょうは、術後3か月の診察でした。

久々の自宅近くの乳腺専門クリニック

手術をしたT病院、放射線治療をしたM病院を経て、戻ってきました。

 

院長先生にお世話になりましたとご挨拶しました。

「よかったね、無事終わったねー」

「気になるところある? 放射線のあと、つっぱってる?」

T病院もM病院も主治医が紳士的だったので一瞬たじろぎましたが、

院長先生、軽いノリでタメ口だったことを思い出しました。

「はい、まだ硬くて時々痛いです」

「保湿剤塗ってる?」

「はい、ローションを」

「サラサラしてるヤツね。クリームの方が良く効くから出しておこう。

全面にこうして脇の方までね、たくさん塗れば治るから。

あとはどんどん動かすこと。」

腕を?胸を?

視触診はありませんでした。

 

手術の病理結果等をパソコン画面で確認しながら

「ステージ2Aだね」

とつぶやいて「東京都医療連携手帳」という冊子に2Aと書き込んでいました。

手術した主治医は2cmでステージ1ですよって言ってくださったけど‥

 

「次は3か月後。検査はしなくてもどっちでもいい。6か月で再発するわけないから。

気になることある?」

(良性腫瘍のあった)左側がちょっと気になりますと伝えました。

「じゃあ、エコーをしよう。6か月に1回エコー。1年に1回マンモとエコー」

気になっていたジェネリックと先発薬の違い、どちらの方がよいか聞きました。

「どっちでも同じ。先発が特許代分高いだけ。」

はい。ジェネリックのレトロゾール継続します。

 

終始ニコニコされてテンポ早くて、ノリが良くて、すべての質問に即答。

私も引き込まれて笑っていました。

渡された「東京都医療連携手帳」は

私のように、経過観察のかかりつけ医と治療病院が違うときの連絡票の

ようなものでした。

診療室を出て眺めるとこれまでの概要が手書きで書かれていました。

読みにくい、子供のような字。

待合室でまたくすっと笑いました。