JuJuブレスト日記

乳がん治療の記録を残していきたいと思います。

検査~告知まで (1) しこりに気づく

2022-02-17 11:10:05 | 検査~告知

2021年12月半ば過ぎ

お風呂あがりに、バスタオルで体を拭いている時でした。

右胸にしこり? 気のせい?

一抹の不安がよぎります。

私の胸は、やや大きめ。脂肪がたくさんついています。

年々、重力に負けてきています。

その日は、しこりの位置もよくわからず

鏡に映してみても特に、異常はみられません。

横になって触ってみても、何もないような気がして

見なかったことにしようと、そのまま、寝ました。

 

翌朝、

少し冷静になり

もう一度横になったまま、丁寧に触っていくと

やっぱり、右胸の中心から少し右、しこりがあります。

位置もわかりました。

小さなピンポン玉が脂肪にくるまれたような、柔らかめの感触。

胸の中を浮いていて少し動くような感じ。

球体。3cmくらい??

右胸にはあって、左胸にはないことを確認して

不安が、確信に変わりました。

こんなに大きなしこりがあったのに、これまで気づかなかったなんて・・

忸怩たる思いです。

でも、乳がんとは限らないし、良性かもしれない。

 

その日は仕事もなかったので、ネットで調べまくり。

乳がん罹患は、40代が一番多いけれど、60代が次いで多いこともわかりました。

若い人は良性が多いけれど、60代だとまず悪性を疑う必要があることも。

調べるほどに、不利な情報が増えてきます。

しこりがあったけど良性だったという、20~40代の情報は溢れているのに

60代以上の情報は見つけられませんでした。

 

5年前、最後のマンモ検査で異常がなかった時以来、

私は、もう乳がんにはかからないだろうと思い込んでいました。

親戚にも乳がんはいないし、その昔、子宮筋腫で子宮全摘しているから。

検査で閉経年齢を書く時は、全摘した年齢と言われます。

乳がんは、初経が早かったり、閉経が遅かったり、

女性ホルモンに晒されている時期が長いとリスクがある、と思っていました。

私には全く、あてはまらない

はずでした。

 

毎年くるのに放置していた市の「乳がん検診のお知らせ」を探し出して

最短の日程で、検査ができる施設に検診の申し込みをしました。

検査日は、クリスマスイブ。