JuJuブレスト日記

乳がん治療の記録を残していきたいと思います。

手術前の検査と診察 (2) 検査結果まとめ

2022-02-22 11:04:42 | 手術前の検査と診察

2022年1月18日

12月に受けた市の乳がん検診のマンモの結果がまだ出ていませんでした。

そこで市に連絡をとり事情を説明すると

映像のDVDを渡していただけることになりました。

 

この日、受け取ったDVDを持って、午前中クリニックへ。

MRIの結果や針生検の検査報告2回目も含め

検査結果がほぼ出そろいました。

後日、1週間後にででてきた情報も加えると

私の乳がんの検査結果は、以下の通り。

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  右乳房浸潤性乳がん

  ステージ:ⅡA

  サイズ:2.3cm  (MRI結果より)

  サブタイプ:ルミナールA

  ホルモン感受性:あり

     エストロゲン     100%

     プロゲステロン   70%

  ki-67 (増殖能の目安):19%

  HER2:陰性 

  リンパ節への転移:エコー、MRIでは認められず

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初回診察では、もし乳がんだったとしても早期ですよ、と励まされましたが

早期ではなくステージⅡAという結果でした。

ホルモン感受性の値は大きくて、増殖指標の値は小さめ

おそらくリンパ節の転移もないだろうし

大人しいタイプの乳がんですよ、と言われたのが、救いでした。

 

マンモの結果は、と言えば

診察室でモニタに映された映像には、右胸の脇側、斜め上にひときわ白い固まりが

私から見てもはっきりと映っていました。

先生がここ上の方、少しひきつっているのがわかるね、と言いました。

ひきつっているのはわかりませんでしたが、、

あれ? しこりはもう少し下のはず。

先生にお聞きすると

マンモを撮るときに腕をあげて万歳の姿勢をしたでしょ、と言われました。

確かに。

MRIでもエコーでも腕をあげていましたっけ。

この白い固まりが私の乳がんなんだ、と思いました。

 

後日、市のマンモの検査結果が届き、内容をみると次のように書いてありました。

  「要精検」カテゴリー3 (カテゴリー5段階のうち)

  良性の可能性が非常に高いですが、悪性も完全には否定できません

マンモ上では、「要精検」ではあったものの、良性の可能性が非常に高いという

ちょっぴり皮肉な判定内容でした。

 

乳がんと確定診断される前、

ネット上では、主に良性・悪性の疾患内容の違いや再発率などの統計情報、

医療従事者によるQ&Aなどを探していました。

診断後は、乳がんの体験記ブログがたくさんあることを知り、読む機会が増えました。

できるだけ自分と近いがんのタイプ、自分と近い年齢の方の体験記を探しては読み、

参考になる一方で

再発する方があまりに多く、重いステージや、つらい症状の内容に溢れていて

読むに堪えなくなってしばらくやめたり、

の繰り返しでした。

手術して完全にがんをとって5年経っても、10年以上経っても

他の癌と違って乳がんの場合は転移リスクがあるということが、

心の底に重くのしかかります。

 

院長先生から、私がこれから行く先のT病院の先生にも

検査情報を既にみていただいていると言われました。

「早い方がいい」というのが口癖の院長先生

「市の検診は遅いから嫌いなんだ、だから僕は参加してない」とか

「○○がん研は、4か月待ちだよ」など、

タメ口で、言いたい放題だった点も

嫌ではなくてフランクで好感が持てました。

何事もどんどん進めて手配してくださって

これまで、本当にありがとうございました。

 

午後、これから通うことになるT病院に行きます。