SHO / 2007-02-18

　皆さんは、"オーガニックコットン"という言葉をご存知でしょうか。タオルやパジャマなど無農薬の有機栽培の綿で紡いだ糸で織り上げ、お湯で洗ったりして仕上げたものを言い、その綿糸のよさをより生かして手触りや肌や手にフィット感覚を持たせて作り上げられた製品がたくさん作られるようになってきています。

　もう、かなりおつきあいをいただいている東京・墨田にある「久米繊維工業㈱」の専務さんより電話をいただき、１月・２月とよよ塾(東京フォーシーズンズホテル椿山荘での吉川壽一アクティブSYO-DO教室)の開催に合わせ、飯田橋で又、フォーシーズンズホテルでお会いしました。

　１年間には、Tシャツを数１０万・数１００万の量を販売されているとのことですが、現代の志向はTOPレベルのものか、量産品なのか、中国製なのかというような中間志向がない時代、企業としてグレードとブランドとイメージアップが求められている時代となってきている。そのようなお話の中でこんなことしてみたいのですが・・・というお話を受けた。そして、主旨を理解し、応援することになった。私は２２日からUAE(アラブ首長国連邦)のABUDHABIに行くことになっているので、超過密なるスケジュール。アナログにするかデジタルにするかどんな大きさなどと思考はじめ即決。

　第７回「アーティストTシャツ」展へのデザイン提供へのお願いということで前年までの６０名のアーティストの図柄等等を見せていただいたが、「オーガニックコットンのTシャツ」ということへの理解、すなわち無農薬有機栽培の綿で作られるTシャツということは環境保全・サスティナブルな農業を守ってゆく中でのTシャツづくり。当然に現代を色々できりきり舞いさせるファッション世界とは一線を画すことが必要であると考えて挑んだ。

　そして、Tシャツは花鳥風月だ!!という言葉を会得し、自分のSYOINGで生かしてゆくことを考え、即、具現し、東京で面語して手渡した。まだ、まだ、まだたくさんのIDEAが湧き出てきているが、２月望日リミットで決まった。乞うご期待。ところで、いつできてくるのだろうか!!私の花鳥風月はたのしい!!の作品は?