今日は、どの新聞も劇的・逆転・初Vの一面大見出しである。ご当地は、当たり前の興奮より以上のものだったろうと思う。
これが、甲子園なのか、という見出しもあったが、正にそれが甲子園なのですね。京都の石山寺におられる宇高示先生は30年以上も前から知友させていただいているが、高校野球大好き人間で平安高校をズットズット愛されておられ、常に今年はなあ!!と全国を廻っておられた関係もあって今年のベスト4はこことこことここよ!!というくらいに戦力を、投手のことを、監督のことをよ~く存じ上げられておられ、素人の私に向かっても時間を忘れさせるくらいに熱心だった。
佐賀北は、開幕第1試合に我町の福井商業が戦っていて、負けたが、両者にそんなに戦力の差があるとは思えなかった。惜敗という感じだった。そして、宇治山田商とは、引き分けそして再試合で破り、前橋商業・帝京・長崎日大を破って決勝戦。
一方、相手は、「広陵」・KORYOと聞けば、伝統もあり、戦力もあり、日本の誰もが知っている強豪ということである。そして、その名の通り、7回までは4-0で勝っていた。ほぼ4点というと安全圏ということで、ほとんどの方々はコリャ広陵(広島)ほ優勝旗をと私も胸中思っていた。
しかし、ドラマが8回裏に待っていた。満塁、ファーボールで押し出し1点。劇的値千金の一発。逆転満塁ホームランが出てしまった、今、漫才界も映画も"がばいすごか"が流行っているが、正に"がばい"がやってきてしまった。
英才を育てる形でのバックアップなる野球世界の問題が開幕前に色々と噴出してきて、対応の遅れもあって日本中の高校野球が自重・自粛となっていた矢先、佐賀北は佐賀きっての進学校ということで、これも又、神が恵みをもたらしたということだろうか。我福井きっての伝統ある進学校「藤島高等学校」も早く甲子園に行ってほしいですね。一回戦敗退でもまずは甲子園!!夢が近づいてきています。ガンバレ!!