ライブドアの熊谷取締役も逮捕された。 ホリエモンの側近中の側近だったそうだ。 その側近であるから社長と一身同体で仕事を進めていたことは門外漢でっても想像に難くない。 その人物が今回の事件でシロと考えるのはかなり、不自然で無理がある。
ホリエモンは 「経常利益を黒にしろとは言ったが、粉飾をしろとは言っていない」 と事情聴取でいっているとのこと。 そんな屁理屈は世間では通らない。
要するに自分は何も悪いことはしていなく、みんな周りが悪いんだと言っているのだ。 部下を裏切る自己中心の社長だったのだ。
熊谷取締役は弱冠28才、まだ人生経験も浅く世の中のいろいろな倫理、規範を知らない年齢だ。 (これはライブドアの若い経営陣に全て言えることである。)
28才というと普通の規模の会社ならようやく係長ないし課長(代理)の年齢である。 それがいきなり取締役だの社長では人生経験を積みながら昇進してきた従来の管理職年代の人たちとは当然のことながらものの考え方が異なる。
今まで年寄り達のやってきた会社経営に新風を吹き込むなどといって自惚れてはならない。 最近若者達は簡単に起業起業と憧れているが、それは甘い夢を見ているに過ぎない。 まずは数年の宮仕えを経験して、企業の世界を勉強してから次のステップを考えなければ既成の実業界とは歯車が合うわけがないと思う。
平松社長のリーダーシップに今後のライブドアの命運がかかっていることは言うまでもない。 乙部女史も 「私には私のやりかたがある」 だなんて生意気なことを粋がって言わないで素直に社長の方針に従うべきだ。 会社の広報担当が社長の方針に従わないでどうするのだ。 あなたは一社員でしかないのだ。 哀れにもホリエモンのDNAを受け継いでしまっているようだ。 TVのバラエティー番組に出てちゃらちゃらしていてはダメだ。 この大変な時にあっては。 それともライブドアを退社したのかな。