(あらすじ)
ベガス初日夜。噴水ショーを見終えた私は、愛してやまないルーレットを
やるべく、モンテカルロに向かった。
モンテカルロのカジノ入口。一体私は何度この扉をくぐっただろうか。
やたらと広いカジノホテルが多い中、(モンテも相当広いのではあるが)、
モンテは構造がシンプルで迷いにくい。カジノも長方形型のワンフロアだし。
中は5年前とも去年とも変わっていなかった。
まるで勝手知ったる我が家を歩くかのように、迷いなく一直線で
ルーレット台へ向かう。
過去2回、カジノはともにチョイ負けだった。
今回はまぎれもなく、勝つために来た。チョイ勝ちではなく、
大勝だ。
過去2回と違って、「確実に勝てる」という流れでなくても、
「リスクはあるが、高確率でいける」という段階でも勝負を
するつもりできた。
だが、結果は甘くない。
100ドル(200だったかも)が、さ~っと溶けて行った。
だがそれは仕方ない。リスク承知で勝負に来たのだ。それにカジノは
明日以降もたっぷり行ける。
とりあえず晩飯だ。
既に25時を回っている。レストランはあいてないが、モンテカルロの
フードコートでサブウェイを食べる。
さすが、世界の店舗数でマックを抜いて世界一になったサブウェイだ。
ベガスでも至る所にある(マックもあるけど)。
繰り返し言うが、1人旅でいいメシなんて食う気がしない。サブウェイで
十分なのだ。
モンテカルロを後にして、宿泊先であるエクスカリバーに。
今回は、ルーレットの他にブラックジャックをやりに来た。
前回最終日に対人戦で大勝ちしたブラックジャックだ。
とりあえず100ドルで勝負。
あっという間に。それこそあっという間に消えた。1勝10敗。
ありえるかこんなん。確率的にあり得るかふつー。
今日は流れがないのだろう。悔しいが、ここで退く。
部屋に戻り、日本から輸入したハッピーターン(笑)を食べて寝る。
多分夜中3~4時くらい。
to be continued