カレッジフットボールプレーオフ

今シーズンから採用されたNCAAカレッジフットボールのプレーオフ2試合が本日(アメリカ時間1月1日)伝統のローズボウルとシュガーボウルを舞台に行われました。昨シーズンまではコンピューターで選出された上位2チームが対戦して全米王者を決めていたのですが、このシステムは何年もの間批判されていてオバマ大統領ですらプレーオフ制を導入すべきと大統領就任前から主張していた曰く付きの新制度。
まずは、プレーオフの第一試合となるローズボウルは、今シーズンのハイズマン賞(大学最優秀選手賞)を受賞したマーカス・マリオタ(QB)率いるオレゴン大学(ランキング2位)と昨シーズン同賞受賞者ジェイミス・ウィンストン(QB)率いるフロリダ州立大学(ランキング3位)のハイズマン賞QB対決。前半がっぷり四つの展開は、オレゴン大学18-13フロリダ州立大学で折り返し。後半ディフェンスでボールを奪ったオレゴン大学はそのまま勢いに乗りオフェンスでも圧倒ファイナルスコア、オレゴン大学59-20フロリダ州立の予想外な大差の結果となりました
第二試合シュガーボウルは、カレッジフットボール界を代表する名将ニック・セーバンHC率いるアラバマ大学(ランキング1位)とアーバン・マイヤーHC率いるオハイオ州立大学(ランキング4位)との名将対決。試合は前半アラバマ大学がリードするも中盤から追い上げたオハイオ州立大学が3Qに逆転。その後大接戦の末ファイナルスコア、オハイオ州立大学42-35アラバマ大学の結果となりました
この結果今シーズンの1月13日に行われる全米大学王者決定戦は、オレゴン大学対オハイオ州立大学となりました。やはり勝負はやってみないと分からないという事が証明されたプレーオフ初年度となったわけです。しかしこんなに面白い試合を日本では、地上波はおろかCSですら中継なし。箱根駅伝も良いですが、ルールさえ分かればこんなに面白いスポーツはないのにと改めて思った2試合でした。因みに私はツイッターのタイムライン観戦でした