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NFL Divisional Playoff

2015-01-12 21:16:08 | NFL
NFL Divisional Playoff 我がデンバーブロンコスは、ホームにペイトン・マニングの古巣インディアナポリス・コルツを迎えて因縁の一戦。先週休みだったブロンコスにとっては、準備万端で地元の大声援を受けて戦える絶対的に優位な状況でのプレーオフ初戦となりました。
 序盤コルツ最初のドライブをファーストダウン一つも取らせずにディフェンスが抑えて開始の攻撃では、ランとパスでテンポ良く進めて最期はQBマニングからWRトーマスへのタッチダウンで先制。この時点ではブロンコス圧勝を予感させる展開。しかしこの後のブロンコスのオフェンスはまったく冴えない展開。2Qにコルツに同点タッチダウンを奪われると返しのドライブでは、マニングがサックを受けた後にファンブルしてターンオーバー。コルツはこのチャンスを生かして逆転タッチダウン。2Q終盤にブロンコスどうにかフィールドゴールを返して前半終了でブロンコス10-14コルツ。
 後半、最初のブロンコスドライブは3回の攻撃であさっり終わり返しのコルツの攻撃ではジリジリと攻められてタッチダウンを許す苦しい展開。4Qブロンコスがフィールドゴールを返して4点差まで追い上げるも、その後コルツがボールコントロールで時間消費しながら8分以上の長いドライブを展開しタッチダウンを奪い勝負あり。ファイナルスコア、ブロンコス13-24ブロンコスであっさりとブロンコスのシーズンが終わりました。
 内容的にはほぼ見せ場のない酷い試合だった言わざるを得ません。シーズン終盤に見られたペイトン・マニングの不調はこの試合でも改善せず、決めるべきパスが通せずオフェンスが展開できない故にディフェンスに負担がかかりコルツオフェンスを止められない負のスパイラルにはまってしまったようでした。試合序盤大声援を送っていた地元ファンも途中からオフェンス特にマニング対して大ブーイングを浴びせていました。昨シーズンのスーパーボウル同様にいたたまれない気分になる最悪のシーズン最終戦だったと言わざるを得ません。多くのブロンコスファンは、ペイトン・マニングはいらない。新たらしいQBを獲得して新しいチームを作るべきといったりしています。 
 しかし私はマニングがもし来年もブロンコスでプレーしてくれるというなら彼の思いに賭けたいと思います。確かにプレーオフでは勝てないQBというイメージがついてしまいましたが、2012年にブロンコス入団以来レギュラーシーズン3年で40勝ももたらしてくれました。こんな成績は、ブロンコス球団史上ジョン・エルウェイ現役最後の3年間(96~98年)しかありません。マニングがブロンコスの選手としてもう一度スーパーボウルの舞台で勝つ姿を見たいです。そしてジョン・エルウェイのようにスーパーボウルを勝って引退する最高の花道を飾ってもらいたいです。
 試合後の記者会見では来シーズンに関してマニング自身も名言を避けましたが、またブロンコスの選手としてプレーしてくれることを願っています。
来シーズンこそ目指せスーパーボウル制覇。Go Broncos!