前オリックスブレーブスの監督だった仰木前監督が亡くなりました。享年７０歳。現役時代は野武士軍団西鉄ライオンズの一員として活躍し、近鉄の監督になってからは1988年の10.19ダブルヘッダー、翌年のリーグ制覇、オリックスの監督としての95年リーグ制覇、96年日本一と輝かしい記録を残してきました。監督しての功績もさることながら選手の育成にも長けた名将でした。野茂、イチロー、田口をはじめ多くの選手がこの監督のもとでプレーできたから才能を開花できたことは誰もが認めるところ。特にイチローなんて、もしも仰木監督に巡り会わなかったらその才能を開花せずに終わっていたことでしょう。とかく選手の管理にばかりに気をとらわれがちな監督が多い中、プライベートは選手の自己責任に任せた放任主義は印象に残ります。自らも夜遊び好きな監督さんだったからってこともあるでしょうが、ニュース●テーションで小■悦子から生放送中に電話番号を聞きだそうとしたりお茶目な一面もある素敵なおやじでした。ご冥福をお祈り申し上げます。合掌。