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2023-11-08 06:08:00 | その他気になった事
国債の発行残高をマスコミが騒いで、かつ国民一人当たりの金額を示すような事をしてきました。
しかしながら、本質的には今の財政難の議論がもっと以前に起こるべきでした。
国が国債を発行して借金したのを償還するのは国民からの税金なのですから。
本来は償還出来る範囲で国債を発行するのなら、まだ予算で苦労する事にはならなかったはずです。
それが償還に回す予算で更に借換の国債を発行しなければならないような状況です。

それに日銀が国債の大半を所有して実質金を刷って償還しているのに近いような様です。
たまたま日米金利差で円安ですが、信用低下で通貨安でも不思議でないシステムです。
それに国債を銀行が引き取り、その利回りで成り立っていた経済もおかしくなりました。

問題の本質は財務省が償還するようなプランが無いまま、政治的に要求される分の国債発行がおきています。
繰り返しになりますが、国がした借金を増税して返すと言うのがおかしいのです。
国がした借金は国が返すか、返せないならその責任を取る方が先です。
つまり、増税毎に官僚は辞任して勇退、閣僚は辞表を出して議員辞職するくらいの必死さが必要です。
無責任に増税また増税では無能なのを証明しているだけです。
以前なら税金を使って社会を良くしてその経済成長分で国債の返済も予定するような概念でした。
それがGDPはマイナスで当たり前のような状況を20年近く放置していました。
その間、デフレと消費増税でしたから国民の負担が増していました。
アベノミクスで金融緩和してマイナス金利になるくらいにしても残念ながら投資は信頼されない中小には回せずに結果として貸し出されないのでしょう。
また、大企業の一部には内部留保され投資されてきません。
上手く説明出来ないのですが、結果的に国民が苦労しても国政や地方政治が無駄遣いして税金として回収出来るような仕組みになっていないのです。
経済が膨らまないような国の借金でしたから。
たまたま、海外要因と円安でインフレになりその為に見かけの値は変化しています。
GDPもインフレ分は大きく見えてしまいます。
ドル換算だとダメなんでしょうけど。
またインフレで税収増もあり本当に必要な増税の議論が白熱する訳です。
それにも関わらず、選挙対策で打ち出した所得税減税があまりの不人気で内閣支持率も前代未聞の低さです。
庶民の事を分かっていないと言う感覚が蔓延してしまいました。
長々と書きましたが、個人的な意見です。
人によってはもっといい評価なのかもしれません。
そこは加味していただきたいと思います。



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