下記に象徴されるように官邸、官房の考えが世間とズレています。
吉村知事のツイート:
少子化対策の為に消費税増税?勘弁してよ。一体我が国の国家運営はどうなってるんだ?
首相を補佐しているメンバーは木原氏に代表されるような財務省出身者です。
下記の異次元の対応をきちんと説明するのが先なのかと思われます。
「岸田総理大臣が少子化対策で異次元の対応をすると言うなら、例えば児童手当なら財源論にまでつなげていかなければならない」
普通に考えたら、少子化しない程度に増えるないし維持する話です。
だとすれば、消費税増税論が出てしまうのは仕方ないのでしょう。
そこを避けて財源を確保出来るひとが非難するのなら理解しますが、無理な話です。
岸田首相の創案は例えば池田氏の所得倍増論にしても今回の少子化対策にしても絵空事レベルの話をしてしまう点で致命傷です。
せめても現実的な問題でベースアップの整備くらいにして中小企業でも可能なように取引価格の見直しとか言っていたらおそらくは細かいと野次られても決して雲を掴むような展開にはならなかった筈です。
今回も具体的な目標や方策は示さずに指示を出す始末です。
それで批判する側も具体的な反論にならずに庶民の生活が…となってしまいます。
この騒ぎの前に増税するなら解散して真意を問うと言ってしまったのも自民党内から選挙に勝てないとこの話を無かった事にするのに躍起です。
結論から言えば、岸田首相を財務省が利用しようとしてもそれだけの国民からの人気もないのです。
弔い選挙に勝利しても所詮人気は安倍晋三氏のものでした。
物価が消費増税並みに経済に影響している今はダブルパンチになるので増税議論自体が何も考えていない証拠になります。
最大の問題は岸田首相が駄目でも後継して事態を改善させられるような状況ではない事です。
欧米のインフレ、中国のバブル崩壊、ロシアの暴走など国際環境が悪すぎます。
仮に具体的な問題を整理して日本で出来るような政治課題をマスコミ等で提示しないと岸田首相の絵空事は続いてその結果として現実の厳しさが浮き彫りになります。
北朝鮮のミサイル発射に反撃するような構想でも現実には金銭的な問題他が立ちはだかるのは見えました。
そして次に少子化対策も同様になるのでしょうけど、財務省の思惑とばかり言っていられません。
国民の税金で成り立っている財務省がここまで腐っていて何一つ国らしい事が出来ないのですから。
難しい理論はあっても現実を変えられないのと更に腰折れな日本の経済の平均以下の状況は絶望的な予想しか見えて来ません。
地方創生も同様なのですが、主体となる自治体がやる気がないと全ては駄目ですよね。
ふるさと納税で見えてきたのはその地域に特産物があって欲しがられるかでした。
結婚出来ない独身者や結婚しても子供が出来ない夫婦は既に幾ら足掻いても所詮その対象からも外れてしまいます。
絵空事にならないような資料作成をしてせめても丸投げにさせないようにマスコミが問い正すべきです。
本人は真面目に休みも取らずに頑張っているつもりなんでしょうけど、何かしようとするとここまで世間の空気を読めない人だったんだと嘆くしかありません。
別に岸田首相に限った事ではなく、甘利氏も同様に説明が下手で、庶民の感覚からすればインフレなのに増税?となるしせっかく子育て支援されても消費税に消えていくのですよねとなります。
庶民感覚に縁遠いのは無理もなく、東大出身者ともなればそれなりの金が必要です。かつその後の生活もそれなりにワンランク上でしょうからとても庶民感覚が分かるような人物とは縁遠いのでしょう。
ただ、今回のインフレは原油高や食糧問題、それに中国での生産支障などですから国内でのバブルや開発過剰のようなのとは違います。
その意味では地元有権者の方々から聞けば良かっただけの話です。
それすらまともに出来ない政治家が代議士と呼べるのか疑問です。
一つだけ言えるとすれば、北朝鮮のミサイル発射のような国難の前に党内がとか与党がとか言っている場合ではありません。
纏まれとまでは言いませんが、前進しない議論を繰り返している猶予はないのです。
少子化対策について出来ませんと言うのを明確にして貧乏でも子育て頑張る人が偉いと言ってしまうしかありませんよね。
所詮その辺りの問題なんですから。
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