今朝、思いつきだけで日本は日本円で原油価格が高騰すると経済的に問題だと言ってしまいました。
直感的にはグラフとその経済が一致して悪くなっていればその通りなのですが、理論的にも検証してみようと思います。
古くはオイルショックがあり、その時の経済状況は?と言えば下記のようになります。
1992年に中国市場解放で日本の製造業は安い労働力との競争に晒されました。
その結果、海外へと生産移転して国内生産が落ちていました。
海外生産移転の推移
海外へと生産シフトする訳ですから、GDP国内総生産も見ていきたいと思います。
例のバイデンの日本人は外国人が嫌い発言の前半部分だからGDPが停滞したに相当するようなグラフではあります。
「われわれの経済が成長している理由の1つは、移民を受け入れているからだ」と述べたあとで中国とロシア、インドと並べて「なぜ日本は問題を抱えているのか。それは彼らが外国人嫌いで移民を望んでいないからだ」
移民受け入れ以前に海外生産移転は決定的でした。
実際には同時期に日系ブラジル人などを受け入れてはいます。
外国人実習生制度もこの頃からスタートしています。
ただ、日本国内での外国人労働力より海外生産や海外投資の方が多いので日本国内は頭打ちでした。
その中で結果的に海外勢に勝てない分野はシェアを落として市場撤退の方向でした。
産業構造が変化する中で金利は下げられてはいました。
金利の推移
ただ、問題は為替です。
次はまた後で書こうと思います。