寺島実郎氏「プーチンを礼賛していたわけですよ、日本は」「柔道の精神を持った人だとか言って」
物を言うのは自由なようで、本来は気遣いが必要でもあります。
日本外交の愚かさとかこの程度の人に言われても御自分はどうなんですか?程度の話ですよね。
基本、個々の邦人保護など無理な面もあるにせよ、日本の外交はそれなりに機能して世界平和や発展に寄与してきました。
たとえ、個々の事例で何かあっても平和ボケしている番組が非難出来るほど簡単な仕事ではありません。
むしろ、これまでのサンデーモーニングの体質からすれば政権批判やどちらかと言えば左寄りでした。
そしてその親玉二か国が共に支配地域の拡大に武力で侵攻する時点で最早理想的な共産主義というよりも統制国家の最期の足掻きでしかありません。
理想的な平和構想で戦争放棄を謳っても結果として守らないのなら、現実では武装して自衛し、かつ対抗出来るだけの装備、訓練がいるのでした。
その矛盾点を説明もせずにまたこんな話をするなんてどうにかしています。
学生運動に敗れてそのまま世の中の敗北者としてマスコミの腐敗の中に残留したような番組で結局何も悟れないのでしょうね。
本来の共産主義なら国民の多くの意見を共有するような体制にならないといけません。
ところが、実在した国家のほとんどが共産党の独占で指導体制を構築して統制を保つのでした。
ソ連からロシアになって少しは多様な価値観を持ってさえその支配的な思考は変わらなかったのでしょう。
結局、国民の支持と言う話でもロシアや中国ではその脅威が内政でも影響するような仕組みになっています。
軟弱な国家よりも強固な国家で強い指導者と言う偶像、カリスマで形作られています。
だとすれば、日本のアカデミックな政治学やその学者も現実に対応した理論やその中での変遷があって然るべきです。
ところが憲法学者にしても政治学者にしても戦前の大日本帝国を批判するにせよ、それに代わる理想論はあっても現実的な論を張れないのでした。
政治でも本流の自由民主党以外に多くの保守系政党が改革や違う路線を挙げて試みても結局王道が代わりませんでした。
そのレベルの学問的な検討もなく、ましてそこに光明を見出す事も無いまま日本の政治不信は酷い状況です。
結局、テレビ局や番組制作のスタッフにすれば専門家の意見やコメンテーターの意見を聞けばまだそれなりの格好になっているかのような気分なのでしょう。
ところが、実際の本質は米国の動きに翻弄されて、かつロシアや中国の脅威に怯える日々です。
まして北朝鮮にまで軍事的に好き勝手されるような様は決してそれなりの自衛手段を持つ国家としての威厳が有るとは思えません。
その原因も学識的な平和しか念頭になく、現実的な平和のための防衛力などまるで想定しないのです。
政権側に近い一部の国際政治学者くらいがいるにしてもあまりにそっち寄りで現実的なのか疑問です。
ウクライナな一件を見るに日本が同様な立場になったらどうなるのかと心配さえしないのが既にダメなんでしょうね。
それ以前にウクライナですら、防空のシェルターや地下鉄に逃げ込んでいます。
それすら無い日本でどうなるのか心配しない時点で専門家とか言われてもなんですかね!
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