クイズ王・伊沢拓司 選挙報道のあり方に語気強め苦言「これって意味ありますか?」(デイリースポーツ)
前武さんの発言・行動の件を知らないのでしょう。
テレビは電波法の概念から公平である事を旨にしています。
だから、少なくとも上から4人だけでなく候補全員について公平に言わなければならないのが理想です。
現実には出来ないので例えば画面に出してこのような方々も立候補されていますとかやらないといけないのでしょう。
俗に公共の電波なので、一人の候補への偏向的な話はNGです。
また、難しいのは京大の石丸さんがそうだったように東大の井沢君も周囲が見えなくなるのでしょうか?
一般的な常識としては求められるコメントの提供が本来の目的ですよね。
ところが、ギフテッドの成れの果てはその反応が自己中心的でかつ相手が返すと予想する会話をしないのでしょう。
ワイドショーの会話の約70%は台本がなくても余程の事がない限りお約束の回答でしょう。
過去のワイドショーは、この人に振ればこう回答されると言う安心感が一番でした。
ところが、昨今の番組は回答の異様さですら視聴者が固まるならそれで良いくらいの感覚です。
たぶん、何を言っているんだと怒らせても視聴率になるならokなんでしょう。
たとえ、韓国の件で右寄りの人が怒って番組を見てもカウントされればいいくらいの駄目さです。
そう言うようなコメンテーターが多く並ぶようになって解説も何もあったものでなく、結果としてテレビ離れが進むと同時にテレビでコンセンサスを固められなくなりました。
今回の都知事選挙の大枠は確かに現職が勝ったのですが、それ以外は何も争点が明確に成らないし、テレビよりネットでの情報が有権者を迷わせた感じがします。
お約束的な会話を前提に組み立てないと生放送は危険です。
なのでこれまでも台本はなくてもテレビ局の期待通りの発言で良かったのでしょう。
ところが、女性の社会進出で昼間のテレビ前から居なくなりました。
結果、年寄りが多く左寄りでも通るような状況で、老害なクレーマーもどきがテレビの前で文句を代弁する左派テレビで一定の視聴で維持されていたようです。
電波法も古い概念なのかもしれません。
ただ公平な概念すら持たない人が、幾ら頭が良くても生放送はリスクが高過ぎます。
極論は台本に戻るか、お約束で質問と答えに公平性を担保させないとBPO放送倫理・番組向上機構に議論されてしまいます。