少子化と婚活の深い関係。令和時代の結婚できない男女の問題点は？

少子化と婚活の深い関係。令和時代の結婚できない男女の問題点は？（植草美幸） - 個人 - Yahoo!ニュース

■少子化で緊急支援へ…少子化の一因に、結婚しない人の増加あり

■婚活女性の課題は、“親世代の価値観からの脱却”

■婚活男性の課題は、“自立とコミュニケーション”

おそらく、現実社会の一般論であって、個別の問題を抱えて結婚していない人達を計算していません。

一番大きい問題点は時間がないと言う話です。

おそらく、働いている人の多くは余暇以前に一般に時間がなく、平日は朝から夜まで忙しいのです。

それに加えて、休みで疲れが取れない状況になってしまうとほぼ休みも生活圏は広がりません。

会社、自宅間の行き来などと近所の買い物、それに良くて安近短なレジャーです。

これでは出逢いのチャンスは少なく、下手したら地元の婚活パーティーとか、出逢い系のような本物の婚活サイトにならざるを得ませんよね。

それで更に驚くべきはその成功率が低い事です。

生涯独身だった俺からすればモテないのだと決め込んでいたのですが、現実には成立していないだけなんです。

成立しないのも仕方なく、男性の収入が女性より高くて安心出来るようなパターンを思い描くと地方ですらそんなに簡単ではありません。

存在しないような高年収に高身長などの容姿、それに優しさを求めると該当者はほぼいないか、既に既婚者です。

女性で能力があって、かつ結婚すると決めているような人だとそれなりに生活を試算出来るのでしょう。

それすら、出来ていないのに他が先になってしまった上でトラブルになるとシングルマザーになり兼ねません。

実は意外と世の中の問題は結婚しない方ではなく、結婚を失敗する方なんですけど。

もう人残念なのが、男性で生活力があり、コミュニケーションも男性となら取れるのに女性に相手にされないパターンです。

ハッキリ書くと童貞タイプで先ず自分の事さえもうまく回っていないのです。

その理由は本人よりも周囲が能力がなく、その人に全面的な付託するしかない状況です。

代わりがおらず、会社なら飼い殺しです。

俗に社畜と言われる状況です。

社畜でも女性も社畜なら類は友を呼ぶで社内恋愛くらい有るのですが、それがそう言うパターンですらなくなった現在正に本人よりも周囲の人が問題なのです。

ただ、不思議なもので必ずしも結婚しない人達がそれで満足していなくても社会が回るような話なんです。

少子化が問題なら、ある程度結婚を勧めるような状況でも良いのでしょう。

しかしながら、それすら理解されないのが現実なんですよ。

ジェンダーの問題を言えば問題なのですが、それを凌駕するくらいに問題なのにジェンダーを盾に昔のような事はさせませんよね。

結果として結婚しないでも失敗しない方が迷惑にならないパターンに陥ります。

本来迷惑をかけてなんぼの結婚なのにそれすら出来ないような状況です。

会社にしても、家族にしてもその余裕すらありません。

もっと酷いのは社会で、結婚よりも恋愛よりの進展が多く、そう言うような状況を改善させるだけの能力はありません。

何故か、日本の社会のノルマの酷さは欧米のそれとは比べものにならないような義務感が強いのです。

何故そうなるのかと言えば、ノルマを発生させている市場の弱さからなんです。

どんなサービスや製品でも本来なら価値を適価で買うから継続します。

それを市場が弱い、需要が少ない、または安価でないと買えないのを希望を叶えるとノルマは大きくなります。

同様にサービスだと過労に陥ります。

例えば、最近は教師でさえもその傾向にならざるを得ないか、そう言うように演じないともちません。

理由は児童の親御さんの期待です。

それに違法な時間外労働への配慮すらなくなる無能さなんです。

では何故、本来の能力以上に完璧さを求めても平然としているのかです。

そこには分業で見て見ぬフリをするような状況があるからです。

それに機能しない役所と言う話もあるのかと想像されます。

それで実際にはこの結婚の話を該当者本人の所為にしている時点で解決は望めません。

例えるなら、自宅介護を強いて老人ホームなどの政策が全く機能していないのに似ています。

ノルマの厳しい社会では婚活の環境も破綻しているのも考えるべきかと思います。

因みにノルマが減って、おそらく普段から割と普通な生活や結婚後の生活に必要な知識、習慣の会得に時間をかけられるならもっと選ばれるタイプの人になるのかと経験的に書いてみます。