(感想)
基本的にあまりに漠然としたイメージで語っています。
デジタル化=前進では有りません、必要に応じて変えているだけです。
現状に合わないデジタル化は従来の雇用を無くしますから必ずしも前進とは
限りません。
>所得収支によって経常黒字は維持されている
>第1次所得収支が減るおそれ
確かに利回りが世界的に低金利で減っていますが、それでも収益を追って
投資先を検討しています。
海外生産の国内回帰としてもそれもそれなりなのかと考えます。
企業の都合で変わるのですが、貿易収支の改善になるなら気にしなくても
良い話です。
>国内での国債の安定消化はいつまで続くか
勘違いしている点があるので指摘すると日本の国債を日銀が買い続けると
実質インフレです。
日銀は金を刷れますから通貨供給量が増えて価値がなくなるのが理論なのです。
しかし、一方で日本の円が安くなると貿易収支は改善します。
それを嫌って円高になるので永遠とこんな状況だったのです。
そして一番の犠牲者は返していくのですから、将来の納税者の若者なのかと考えられます。
この著者名で検索すると若いのかなと思いました。
それと多分2000年より前の日本の産業などを知らなくても当然の年齢です。
それを実感していればこうは書かないのかと思います。
昔ほど日本の実力が評価されませんがそれでも頑張れば世界に通用します。
東洋経済の記事なのでこれで通るのでしょうけど、他なら手直しされている気がします。
信頼性の有無や現実的な経済の動向からすると遠い将来に起こる確率は低いです。
むしろ、今の日本の問題点、「日本銀行が国債を大量に買い入れる 」が
何時まで通用するのかが危ういのです。
本来は禁じ手です。
昔の経済学者や政治家ならそれこそ恥ずかしいと思うのでしょう。
ハイパーインフレ国並みの政策で先進国の取るべき手法では有りませんから。
国会でも優秀な人が議論しても、結論や解決策は出ません。
そのくらい不安定と言うか未体験な事で凌いでいるだけです。
そしてその結果として銀行なども悪影響をまともに受けました。
なのでもっと実質的な話で組み立てれば、この銀行の悪化に更にデジタル化で
窓口を減らし雇用の削減になっています。
そう言う点を見逃さずに指摘した方がより読まれるのでは?
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